★2004年1月5日 「Dの嵐」コンサート 横浜アリーナ

 <以下のレポは、コンサート当時、掲示板にアップしたものに、若干加筆、訂正をしてあります。基本的には書いた日の勢いのままです。 >

<概要>

最初は後ろから目黒さんが原チャリで登場し、センターで「Dの嵐」のたれまくを披露。そしてメインステージに「Dの嵐」の衣裳で登場し、「言葉より大切なもの」。

前半は「Dの嵐」の各コーナー、後半はコンサート。

「Dの嵐」は下記のとおり。

・目黒さんがコンサートの2時間の間にどれだけやせるか。目黒さんはトレーニングルームで運動し、最初と最後に体重をはかるというもの。
・会場全部で番組オープニング映像を作る。大野くんの監督のもと、メンバーの振り返った顔と大野くん以外の4人がセンターに並んでふりむくと、背中には「リー」「ダー」「最」「高!」そして大野くんはセンターからせりあがってくるという趣向。大野くんが書いたと思われる絵コンテのもと、大野くんはハンティング帽とちょび髭まで用意して、すばらしい監督ぶり。それからアリーナ席でシールがはられている席の人だけがペンライトをつけて「Dのアラシ!」という人文字。これはすごくキレイでした。
・Aの嵐は、人は風船で浮けるのか、という素朴な疑問に相葉くん本人が挑戦。3000個で軽くうき、さらに足してマジに浮いた相葉くん。びびってたけどめちゃくちゃおもしろかったです。素朴な疑問に対する相葉くんの答えは「楽しい」。
・Tの嵐(仮)は変わったトイレ。ほんとに微妙なものばかりで会場の反応はシュール。お客は厳しいという現実に、「温室が好き」という温室育ちの翔くん。


<Dの嵐 タイトルバック撮影>

タイトルバック撮影、大野くんが絵コンテを使いながら説明したときの、ニノのつっこみが最高でした。全員、後姿から始まり、最初の翔君はウィンクをしている絵。顔がドラえもんっぽいんだけど、妙にかわいい。その絵をみたニノが「このウィンクはもう決まってるわけですか?」。大野「そうです。翔はウィンクしてね。」大野くんが「翔」というのをはじめて聞いたというメンバーでした。そうだよねえ。翔君の出る位置は前のステージ。

次の絵は相葉くん。眉がきりりとしています。口が「マカロニほうれん荘」みたいにひし形だったので、ニノが「相葉さんは口をひし形にしてね」相葉「うん、わかった」とひし形の口をつくってみる相葉くん。微妙にひし形になってました。素直でかわいいっ。相葉くんの出位置は下手側花道。

次はニノ。これもかわいいんだ。どういう表情だったっけな。表情も指定されてるんですよ。眉がつながっていて、鼻がドラえもん。ニノ「おれ、眉つながってないし。でも、鼻は丸くしないといけないのね」、大野「そう。」ニノの出位置は上手花道。このときの私の席はセンター12ブロックの前のほうだったので、かなり目の前にニノ。ニノがイチオシの姪と一緒だったので、姪っこはおおよろこび。

松本さんの絵は、遠くにいる小さい松本さんも異常に眉が太いので「いくらなんでもこんなに太くはない」と松本さんからクレーム翔君「マッキーの太い方でいっぱつで書いたっていう線だよね。」松本さんへの指定の表情はピッカピカの笑顔。出位置は、セカンドステージ。

つまり、四方にちらばって、背中を向けて立っている状態から、くるりと振り向いて監督指定の表情をしてセンターに歩いてきて、センターで4人並んで、こんどは背中を向けるというわけです。最後に背中を向けることに関しては、「背中でなにを語ればいいの?」という松本さん。そうなんだよね。

まず、リハーサルをやりました。各自、おもしろくいい感じにできました。そして、センターで背中をむけるところまでをやりましたが、リハの時点では、大野くんはどこにも出てくる様子がなく、メンバーに言われると「おれはどうでもいいから」と言ってました。でも、翔君にはイマイチみたいなことを言っていたのかな。それに対して翔君は「それは、顔の造作に問題があるのか、表情に問題があるのか、どっちですか。もし、造作に問題があるんだとすると、ジャニーズ事務所に入ったことそのものがどうだったのか、っていうことになるし・・・」みたいなことをいってました。大野くんは「そこはおおめにみるから、つまり、表情のほう」というこで、「ウィンクに問題がある」とダメだし。翔君「じゃあ、監督、演技指導お願いします」ということで、大野くんが実演したのですが、それは、ただ、目をしばしばさせただけで、ウィンクになってませんでした。

そして、いよいよ本番という前に、大野くんから、「背中にこれを張って欲しい」と提案されたのが、先に紹介した文字でした。かなり大きな髪で、背中からはみ出すサイズ。相葉くんにはったとき「いい背中してるねえ。でも、なで肩だね」と。そっかなあ。私、相葉くんの肩のラインがすっごく好きなんですよ。ニノ「相葉さん、背中、すごいことになてるよ。『高!』って、背が高いみたいだよ」なんてのもありました。

翔君の背中は「ダー」だったので、翔君は「本番前にやらせて」と「1,2,3、ー!」ってのを会場と一緒にやって大喜び。決して猪木って感じじゃななかったけど。

そして、本番。目の前のニノは「俺のとき、振り向いたらみんなきゃーって言ってね。そうすると、俺が一番人気あるみたいにみえるから」なんていって、周辺を盛り上げてました。背中に紙を貼られた4人がセンターに集合し、最初に前を向いたあたりで、大野監督はセンターステージのわきから下におりて、センターの真下に入ったのがみえました。なるほど。センターの真ん中のセリを上げて、そこに出てくるつもりだなあって思ったらそのとおり。他の4人が背中を向けると「リーダー最高!」って書いてあり、リーダー本人がセリあがってくるわけです。

さっきまで「俺はどうでもいいから」って言ってたのに、結局、一番目立っているので、他の4人からは当然、つっこみがはいってました。でも、最終的には、「ついていこうって気持ちになった」って言ってました。大野くんの監督ぶりはほんとによかったです。監督としてどうこうというよりも(笑)、監督を演じる役者・大野くんがすごくよかったなあ。

<Aの嵐>
「Aの嵐」は、とにかく、相葉くんのはしゃぎっぷりがもう最高に楽しくて。相葉くんが、「いつもの」といって出されたのがヘッドセットと白衣。「いつもヘッドセットなんてしてたっけ?」と翔君に言われていましたが、「今日はスペシャルだから」と相葉くん

相葉くんが「Aの嵐」のポーズをみんなでやろうと言い出したとき、「あー、俺、これ、夢でみた」と唐突にいう翔君。「『Dの嵐』コンサートって俺らが出てきたら、会場みんなでそれ(「Aの嵐」のポーズ)をやってて、わ〜、のっとられたぁって思ったんだ。」その夢は、31日か1日か、とにかく、今年最初にみた夢、つまり初夢だそうです。初夢が「Aの嵐!」にのっとられる夢とはねえ。ぷぷぷ。

そして、スペシャルなので「う〜〜〜Aの嵐」とやるといいます。「う〜〜〜の部分は俺のソロね」。ソロっていうか、まあ、一人だよね。そして、メンバーも含めて全員「Aのあらし」の例のふりをやりました。 それから「う〜〜〜Aの嵐!!」ってみんなでやったあと、相葉くんは「きもちいい〜〜」って言ってました。

最初に、風船で飛べるのか、いくつあればとべるのか、という素朴な疑問を言ったとき、翔君が「その風船は、このばで相葉ちゃんがふくらますのか?」と質問したので、相葉くんは「自分が膨らました風船じゃ浮かないよ。頭、だいじょうぶ?」と翔君の頭をなでなで。ぎゃははは。相葉くんにそういうつっこみをされるとは!翔君、マジにだいじょうぶ?

風船をたくさんつけていくと、だんだん浮きそうになるみたいなのですが、本当に浮くにはなかなか。でも、風船をたくさんつけていくと、風船同士がぶるかって割れるんですよ。もともと、かな500個くらいかなあ、束にしてあって、それを足していくのですが、風船が割れることにちょっとびびったみたいで、急に、おとなしくなりました。すかさずニノが「びびったときに黙らないでください」。ふふふ。他のメンバーも同じ指摘をしていました。ほんとに急におとなしくなりましたからね。でも、風船が割れることにもなれると、またテンションがあがり、風船を足したことで浮きかけてきた足をメンバーにふんでもらっておさえていたり、その状態でひっぱってもらって、後のステージに移動したり、大喜び。浮きかけてしまうので、もう、普通には歩けなくて、引っぱってもらったり、逆に、ニノの方に軽々とのっかったり。

最終的に高く飛ぶまでの過程が、すごくおもしろかったです。

<ジャンクション>
番組収録とコンサートのジャンクションに、未公開映像が会場のモニターに流れました。それは、「辛かったクリスマス」というテーマ。テーブルの上には、クリスマスケーキがおかれていました。

翔君は「V6のコンサートで、イノッチに色紙をわたしていた」こと。色紙だけ渡してすぐにひっこむという役だったそうで、それは悲しかったんですって。大野くんは、「靴下を縫っている母親をみてしまったこと」。クリスマスイブの日に、プレゼントを入れる靴下を母親がミシンで縫っているのを目撃してしまい、つまり、サンタは母親であることがわかってしまって悲しかったということでしょう。それに対して、他の子たちからは「いいお母さんじゃん」。わざわざ靴下を縫ってくれるなんて、私もいいお母さんだと思いました。それを聞いた大野くん「あ、もしかすると、おふくろの作戦かなあ?わざとみせたのかもしれない。」ははは。ニノは「コンサートで怪我をしたこと」だったかなあ。うーん、思い出せない。ごめんなさい。潤くんは「男3人で人生ゲームをしたこと」で、これはよく言ってますよね。詳しく言うと、クリスマスパーティーをやろうということで、女の子も含めてたくさんに声をかけたんだけど、その場にきたのは男3人だったという話。

そして相葉くんは「仲のいい友達にクリスマスパーティーに誘われたこと」。他の子達は「いいじゃん。仲のいい友だちにクリスマスパーティーに誘われたんでしょ。それのどこが辛いの?」、相葉くん「・・・・だからぁ、俺は俺で、その日、別のパーティーをやろうと思っていたわけですよ」この時点でも私は「自分主催のパーティーじゃなくてもいいじゃん」と思ったわけですが、少し、間があって、メンバーは「ああ、あなたの誕生日!!」ああああ!!そうだ!!!私ったら、いとしの相葉くんの気持ちを瞬時に理解できなかったなんて!!どうりで、目線もお手フリもくれないはずだわっ。(←相葉くん、エスパー?)

翔君「つまり、仲のいい友だちなのに、相葉ちゃんの誕生日を忘れていて、クリスマスパーティーに招待してくれたわけね。」ああ、それって切ないっ。相葉くん「今日だってさあ、このケーキ、クリスマスケーキじゃん!」と言ったところで、翔君から相葉くんにプレゼントされたのが「相葉ちゃん、お誕生日おめでとう」(Happy Birthdayだったかもしれない)というケーキにのせるプレート。これには相葉くん、大喜び。自分でケーキにそれをのせて、5人で赤ワインで乾杯してました。みんな大人になったので、ワインで乾杯できてよかったねえ。

「Dの嵐」からコンサートのジャンクションとしてのこの映像はとってもよかったです。

<コンサート>
コンサートは、オープニングから「ハダシの未来」までと、「時代」からラストまでという、ゆるいところを抜いた構成。ものすごい密度!ダンス、ダンス、ダンス、走る、走る、ダンス、ダンス、走る、みたいな感じでした。

「ハダシの未来」は、普通のコンサートだと、相葉くんと翔君がリフターで、大野くんがセンター、ニノと潤くんがひとまわり外側のセンターで、この二人は途中ではけるわけですが、「Dの嵐」のときは、ニノが上手花道のリフター、潤くんが下手花道のリフターで最後まで歌ってくれました。日頃はニノは下手に行くことが多いのですが、この回だけは、上手にたくさんきてくれたので、姪っ子は大喜びでした。

「ハダシの未来」の後のジャンクションには「Dの嵐」の名場面集。メンバーごとに印象的だったシーンが少しずつ紹介されていました。相葉くんはヒジキとキクラゲ。やはりヒジキは、とってきたヒジキをその場でむしゃむしゃ食べたってところが、メンバーにも衝撃だったのでしょう。ニノはモグラと薬物依存症の施設の回。モグラの話は前半の番組収録中のトークでも出てきていて、ニノ&大野にとってやはり大きなテーマですね。翔君はおねしょの瞬間。しかもリピート。潤くんは女子高生奥さんなどでした。

ラストに目黒さんの体重を確認後、「冬のニオイ」はMステのオープニングで着ていたガウンのようなコートをはおって。最初からこうしてくれよ。アンコールはパステルカラーのつなぎ。最後の最後に目黒さんも一緒に「言葉より大切なもの」。目黒さんもかろやかに踊っていたのでびっくり。  

テレビの収録もおもしろかったし、コンサート部分もいつも以上に密度がこかったので、アンコールの「アラシ」の声が一番大きかったです。



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