★2004年1月5日 18:00 追加公演 横浜アリーナ
<以下のレポは、コンサート当時、掲示板にアップしたものに、若干加筆、訂正をしてあります。基本的には書いた日の勢いのままです。
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<ババ抜き>
MCになってすぐに翔君が「ゲームをやります。用意をお願いします」と言ったのですが、何も出てきません。ニノが「ぜんぜん、まとまってない感じが伝わってくるよね」みたいなことを言ってました。ほんとになかなか出てこなくて、しばらくすると、前のほうからジュニアがこたつ、ミカン、おおきいトランプ、スーパーのカゴを運んできました。これでトランプをやるってのはわかりますが、私が疑問に思ったのはスーパーのカゴ。
翔君「突然ですが、ババ抜きをやります。負けた人は罰ゲームとして、こんなものをご用意させていただきました。」と広げたのが、カゴの中身。らくだのももひき、はらまき、シャツ、そして半纏。でも翔君は「どてら」と言うので、「どてらじゃないだろう」と潤くん。「ちゃんちゃんこ?」それもちがうよ。袖があるから半纏だよ、と思ったのですが、さいごまで彼らの口から「半纏」という言葉はでませんでしたねえ。翔君「罰ゲームとして、これを着て、次の曲をかっこつけて歌ってもらいます。」ニノ「かっこつけないといけないのね。」ははは。そのカッコは、変にふざけるよりもかっこつけて歌う方がおかしいよねえ。「横浜アリーナでなんでババ抜き」と誰かが言うと、翔君は「ババ抜きそのものじゃなくて、罰ゲームに意味があるの」と返していました。
今回は、5人ともこたつに入ります。センター1ブロックの私の席からは、潤くんの顔と相葉くんの背中がみえてました。最初にババがきたのは潤くん。それをみんなに公開します。「最初に持ってるほうが負けないよね」なんて言ってました。でもわかんないよ。1周するかもと思った私。ババはわりとすぐにニノ、相葉くんとまわりました。最初のあがったのはニノ。続いて大野くん。その時点でババを持っていたのは相葉くん。会場の雰囲気としては、やはり、らくだを着るという罰ゲームは潤くんか翔君にやってほしいという感じで、相葉くん応援ムード。
そして、ついに潤くんが相葉くんからババをひき、ババは一周。はははは。翔君はババ以外をひき、手札1枚の相葉くんは、みごとに合うカードをひいて上がり。おおよろこびで、上がっているセンターステージからバック宙。ニノ、大野くんと抱き合って喜びます。ニノ「罰ゲームはこの3人でなければどっちでもいいんだよね」「そうそう」と他の二人。会場もほんとにそんな感じ。
この時点の手札は、松本さんがババを含む3枚、翔君が2枚。一見、枚数があるのですが松本さんが気づきます。「もしかして、翔君がババ以外を引いたら俺の負け?」そうなんですよね。ババ以外をひくと、翔君の1枚のうちのどちらかと合うので、のこり1枚を松本さんが引いてババが残るというわけです。そういうことを考えるところが松本さんらしいよなあ。羽根つきのシードも、実は損だって途中で気づいたんですよねえ。
1枚で勝負がつくかもしれないという状況がわかった松本さんは、カードを持ち、後ずさりで花道を後ろの方に移動。向かい合って追う翔君。離れてお互いににらみあう感じになります。そして、カードをなんどもシャッフルし、翔君にひかせます。そして翔君が引いたのはババ以外。またもや松本さんの負け!!!ぎゃははははは。どうしてこんなにみんなの期待通りになるんでしょう。松本さん「おれ、ババ抜き、弱ぇええ。」と自虐的に笑ってました。
「それでは松本くんには、これを着てもらいましょう」と再びらくだを広げる翔君。松本さんは「わかりました。やってやろうじゃないかいっ」という開き直った笑顔でらくだを手にします。一度ひろげたらくだセットは、翔君がきれいにたたんで、着替える順番にカゴにいれ、そのまま、センターにおかれていました。カゴにきれいにらくだ一式をいれていく翔君ってのがすごくらしくてツボでした。ちなみに、このカゴには「ジャニーズジュニア」って書いてあるんだそうです。ニノが気づいてそういってました。
松本さんの負けが決まったところで、ジュニアが出てきてこたつをかたずけ、みんなで前に戻ります。松本さんはカゴのらくだセットをみてから、あえて、それを持たずに前にもどりました。戻る途中で、みんなそれに気づいて、「あれ、らくだは?だめじゃん」といいながらとりに戻った翔君。そこは、あえておいていった松本さんにつっこまないといけないのに、翔君ったら、単に忘れたものをとりにいくという感じでカゴをもちます。他のメンバーも、それは翔君がとりにいくのは違うだろうと思ったでしょうが、その行為も翔君らしいし、ましてや、スーパーのカゴもってるし、口々に「翔くん、お母さんみたい」と言います。それを聞いた翔君は、カゴのとってに腕をとおし、「ああ、忙しい」みたいなことを言いながら、お母さんごっこ。「みんな、今日の夕飯はすき焼きよ」って言ってたかな。子どもたちも大喜び(笑)で「はーい」。翔君のお母さんっぷりは、あんまりみられないはじけた翔君で、すごくかわいかったです。
前に戻ってからは、いつもどおり、これからのお仕事の話。ピカンチの話から「ピカ☆☆ンチは最新の映像ですが、なつかしい映像をみなさんにみてもらいます。」と翔君が言って、ピノのCMになるとき、その時点で、相葉くんとニノは、ポップアップの位置に立っていて、暗くなるとそこがすっと下がるんですね。5日2部は、前のほうだったのでその様子が肉眼で見えました。
<ピノ>
ついに翔くんがピノ帽子デビュー。
その前に、2人がセンターで歌っている間、残り3人はメインステージの端のテーブルについて、ゲームをはじめたのでした。最初は指スマ(正式にはなんて言うんでしょう?)、それに勝負がつくと「学校へ行こう」でやってるゲームかな。ニノが出たときにみたくらいなのですが。曲が止められてしばらくは、ピノの二人はジュニアをいじっていて、3人はゲームを続けます。ジュニアを解散させてから、ニノが3人に声をかけますが、そのとき、客席に顔をむけて座っていた大野くんが画面に映り、その前にはテーブルにおかれていた白い花が。それをみたニノは「大野くんな前の花が寂しげ。よりによってなんで白い花なのかってことだよね。」つまり、花を前におかれた大野くんの映像が遺影みたいだったってことです。さらに「しかも、後ろには餅(ドラムの前の鏡餅)があるし、めでたいのかなんなのかわかんないよね。」細かいことにすごいスピードでつっこんでいくニノ。
そして「君たちもこっちにきなさい」と言ったところ、翔くんが「自分もそちらに行っていいでしょうか?」と、高倉健ふうに言います。ニノ「きていいけど、きみは高倉健じゃないから。」その後も「自分は…」と健さん風にしゃべる翔くんに「だから、きみは健さんじゃないから」とニノ。すると大野くんが「別に高倉健じゃないんじゃないの?」、ニノ「あれは健さんなんだよ。」ときめつけ。
3人がセンターにいってからだったか、ジュニアのふじがやくんをかまってました。ふじがやくんは、「ヤンキーみたい」(by 翔君)なみためなのに、声が妙に高くて、「見た目と違う」と嵐くんたちに言われてました。
ニノが翔君に「君もこれをかぶりなさい」という感じのことをいい、翔君は「自分、かぶらせてもらっていいでしょうか?」「自分、これをかぶると、なにか見返りがあるんでしょうか?」などとずっと健さんモード。そのときの細かいやりとりを忘れてしまったのですが、ニノが「かぶってもいいよ」といい、相葉くんの帽子をかぶせようという雰囲気になったとき、相葉くんが「だめ。きみにはこれをかぶる資格はない」と言い出します。相葉くんは、よほど、ピノ帽子を脱ぎたくないらしい感じでした。「それかぶるのに資格いるの?」とつっこんだのは潤くんだったかな。その資格とはなんなのか、なんて話があったような気がするのですが忘れてしまいました。
何かをきっかけに、相葉くんは唐突に「じゃあ、これ、かぶっていいよ」と自分のをとって翔君にかぶせます。ついに翔君もピノ帽子デビュー。顔が小さいし、よく似合っていてめちゃくちゃかわいかったです。メンバーもかわいいって言ってたんじゃないかな。帽子をかぶせたものの、相葉くんは、「かぶってもいいけど、これはまだダメ」と言ってピックをぬいて自分で持ちます。やはり、どうしても自分がピノをやっていたいらしい。そして、続いて大野くんもかぶろうということになり、ニノのをかぶります。そのとき潤くんは「もしかして、ここで俺がのぞかれてるのは、らくだがあるから?」ニノと相葉くんはすごい勢いで「そのとおりだよ!!」、ニノ「きみには後でがんばってもらうからねっ」松本さん、苦笑い。
大野くんもかぶったところで5人で「ブギダンダン」を踊ったのですが、翔君と大野くんはピノの帽子が合っていないのか、動きがとれず、ギクシャク。あれをかぶったままバック転をするニノと相葉くんはすごいなあ。バック転に入る前に、ピックだけは抜くんですけどね。最後のポーズをかわいく決めて、翔君が「きがえ〜〜〜」。
<着替えと潤くんのらくだ>
「どんな言葉で」の着替えでは、大野くんが映るあたりから、遠くでらくだに着替えている松本さんがみえました。松本さんは、ブルーのつなぎの上にらくだ一式を着てました。らくだのももひきにらくだの腹巻、らくだのシャツの上に半纏という姿の松本さんは、ものすごい笑顔で、めちゃくちゃカッコよく「どんな言葉で」を踊りました。ちょうどポジションがセンターだし、他の子たちはすごい笑ってましたが、らくだで踊る松本さんのにはあんまり違和感がなかったです。後から思ったのは、アンコールのときに着ているボトムは、ジーンズがジャージみたいなもので、特に、この日にきていたカーキ色のスウェットは、ものすごく股下がおちた状態ではいていたんですよ。それとらくだの股引はけっこう近いものがありました。
<その他のツボなど>
オープニングの「La Tormenta」はメインステージに横広がり、「嵐の前のしずけさ」はセンターステージをあげて四方をむいてダンス、「テ・アゲロ」では花道に一人ずつ散ってダンス、「ココロチラリ」で一度メインステージに戻ってちょっと踊り、途中から、ニノと相葉くんはセンターを通って左右の花道に出て、ここは手フリタイム。「ココロチラリ」は名古屋では揃って踊っていたのが、松本さんがはけるタイミングが早くなり(やはり靴下にパンツが入っていたニッカーポッカー状態がトラウマとなったのか?)、4人になったこともあって、ばらけて手フリタイムになったのかなあ。
メインステージとセンターの間の花道で、大野くんが翔君と重なるようにしてふざけてます。
センターが上がったときに、全員が前を向いて踊るのではなく、四方を向いてくれるのがありがたりんですよねえ。曲によっては、正面に5人がむいていないとという振り付けも当然あるわけですが、「嵐の前の静けさ」は外向きの円で踊っているのがすごく好きなんですよ。
ニノと潤くんの曲のときに、お互いに手をタッチすると書きましたが、みんな注目しているらしく、この日はタッチした瞬間に会場から「きゃ〜」って声があがってました。そういう雰囲気でもないと思うんだけどなあ。歌のデキはこの回はよくなかったです。
あらためてこの日に気づいたのは、「ピカ☆ンチ」の後半、花道に縦一列に並びますが、その並び順もちゃんと考えられているということ。「Lucky
Man」の最初に一人でメインステージで歌う翔君が一番メインステージに近いところにいるんですよね。
「Lucky Man」ではこの日も相葉くんは右手をだして翔君を待っていましたが、翔君にはタッチをする気がないのか、間に合わなくてタッチなしでポジションへ。待ってる間、相葉くんは出した右手を動かしてタッチを促してるみたいにみえるんですけどね。単に「はやくはやく」ってせかしてる合図なのかしら。
「言葉より大切なもの」は、今回のコンサートでちゃんとフリをみたいと思っていた人は多いと思うのですが、名古屋の最初はずっと手フリだったのでちょっと残念でした。でも、横浜では、間奏からセンターに集まって、最後を踊ってくれるようになり、それもすごくよくなったと思いました。
大野くんと相葉くんは、センターが上がったところで、普通に相葉くんがステージに座っていました。最後、セカンドステージで風船を話したとき、後からいろとりどりの風船がたくさんおちてきて、びっくり。この日は、Aの嵐といい、風船サービスの日でした。手を離して上がっていく風船をみている二人がかわいいんだ、また。
「とまどいながら」で、歌っている大野くんにちょっかいを出すという姿をみたのは、4日1部だったかな。大野くん、前のめりになってました。後は、遠くからみていたから、とくになにかをやっている様子はみえなかったです。相葉くんは最後の手を上からさげてくるフリのときにいつもピースしてます。
「冬のニオイ」の潤くんと相葉くんが二人で歌うところで、最初、潤くんのマイクのスイッチがはいっていなくて、相葉くんの声だけがしばらく聞こえていたので、その優しい歌声に腰が抜けそうになってしまいました。ひぃ〜〜。
今回の私の席は、全体として、センターステージよりもメインステージよりが多くて、そういう場所だと、センターステージは後からみるような感じになります。そういう席からみていて思ったのは、今回の構成は、たしかに、あっと驚くようなものではないのですが、一つ一つの動き、集まり具合とばらけ具合がやっぱりよく考えられているということなんです。そう思っていたら、J-webにアップされていた記者会見で、そういうところをアツヒロくんにみてもらったと言っていたので、なるほどと思いました。そこらへんの感じは、確実にだんだんよくなったんですよ。
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