会場構成はとてもユニーク。いつも通り、縦長使いで、センターに小さいムービングス
テージが通るレールがあり、最初は後ろにセッティングされていました。アリーナの3,8,13,18(?)ブロックの真上を通るので、そのブロックの左右
にレール、1ブロックと2ブロックの間、4ブロックと5ブロックの間には細い花道があり、その花道は縦の真ん中まで伸びています。センターには長方形の小
さめのステージがあり、左右の細い花道からセンターステージには、必要なときに空気で膨らます花道をセッティングします。センターステージは、その上に
ムービングステージがのる形になります。
外周花道はないのですが、そこは広めの通路になっています。開演前に全体を観察していたら、メインステージの左右に、水平に上がるリフターに柵がついてい
る物が置いてありました。位置的に、外周の通路を通れそうだったので、外周花道はないけど、それが外周を回るのだろうと思っていたらビンゴ!でも予想以上
だったのは、そのリフターがめちゃくちゃ高く上がる事と、それぞれが2つにわかれ、合計4つになることでした。一緒にも動かせるし、バラバラにも動かせ
る。このリフターがとても高く上がるので、スタンドの後ろの方や上の方でも、とても近くに来てくれる感じがありました。アリーナ席の人から見ると、ちょっ
と高すぎると思いますが、視界が妨げられて見えないということはないので、ストレスはあまりないと思います。
他に、去年、潤くんが使った高速トロッコらしきものがムービングステージのレールより外側の通路、つまり、前の方だと細い花道がある通路あたりにおいてあ
るのが見えました。アリーナの後ろの方は、花道はないけど、小さいトロッコで入ることが想像できました。
メインステージは、広々としてとてもあっさりとしたものに見えました。中央の丈夫にディスプレイ、左右にはプロジェクターを使ったスクリーン
があります。サイズはいつも通りです。あっさりとしているように見えたメインステージですが、実はディスプレイ以外の部分全体がLEDの電飾で覆われてい
ました。だから、視界いっぱいにその電飾による模様やも文字などが広がる事になります。
基本的には「見せる」コンサートだと思うのですが、今回も新兵器の登場で、スタンド席の上の方でも近くに来てくれる感がばっちりで、私は2回ともスタンド
でしたが、どこかが見えないというストレスもないし、全体がよくわかって、ほんとに楽しかったです。
全体の印象としては、ものすごく密度が濃くてスピーディ、MCと「うらARASHIC」はちょっと長めで、あいかわらず、おばかだし、シュー
ルだし、変な子たちでした。そして、後半もすごい密度とスピード感でした。
* * * * * 本編 * * * * * * * * * *
さて、いよいよオープニングです。画面には「SAPPORO 2006.7.9」「 ARASHI 2006
TOUR 」などの文字が出たあと、メイン画面にはリムジンに乗り込む嵐くんたち。桜色に白のまだらの入ったベロアっぽい素材のスーツ姿です。リムジンの
中で「キャプテンがふりつけた『Carnival Night
Part2』の振付けはポイントは・・」などという会話がかわされていて、大野君は「ポイントはここだからね」という感じでフリつけをやってみせたりして
います。他にも嵐らしい、おかしな会話を繰り広げた後、リムジンは目的地に到着。記者たちが待ち構えています。サングラスをかけた松本さんがおりてきて、
カメラを遮るかっこうをします。そして誰かが「大丈夫?」と言うと、大野君のアップになり「きっと大丈夫」。
2部では、最初の映像が大幅にカットされて、いきなりリムジンから降りて来てカメラを遮る松本さんあたりからになってました。1部は長すぎると思ったけ
ど、2部のはちょっと短すぎるかも。また、変わるかもしれませんね。
「きっと大丈夫」の翔ちゃんのラップにのせて、メインス
テージの前の方で、下から横1列に並んだ嵐くんたちが競り上がってきます。画面と同じ
桜色のスーツ。上がりきると、ばらけてふりつきで歌います。このスーツ、裏が蛍光緑。遠くからでもよく見えました。
続いて
「サクラ咲け」も振りつきでワンハーフくらいか
な。間髪入れず「
a Day in Our
Life」のコール&レスポンスが始まります。大野くんと潤くんが上手側にいて、くっついてメロディーを歌い終わるくらいまで前にいます。
2部のとき、
歌った後、潤くんは大野くんの頭を抱き寄せてほっぺにマジにキスしてました。キスされた大野くん、くずれおちてました。そして、「 a
Day」を歌いながら、外周を動くリフターに2人と3人にわかれてのって、外周をまわって一番後ろに。
後ろにはムービングステージがあるので、後ろにつくと、そこで「
Lucky
Man」が始まります。ムービングステージを動かして踊りながら前に移動。メインステージにもどると、最初の穴に飛び込みます。
* * * * * * * * * * * * * * *
M.A.Dはプレゾンに出ている6人以外の8人。かわいいし、ダンスは確かだし、よかったです。ここで彼らのダンスコーナー。二人ずつ名前が
出てダンスを見せます。ジュニアコーナーと言っても、こうやって全体とのバランスが考えられている見せ方はいいですよねえ。名前も紹介されるし。
M.A.Dのダンスが終わると、彼らは左右に分かれてセットの側に集まり、何やら踊りだします。それに合わせてメインステージのセットが3つの部分にわか
れてぐるりと回ります。ちょっとびっくり。この回って出て来たセットが何をイメージしているのかはちょっとわからないなあ。このとき、ディスプレイには摩
天楼の映像が出ていたような気がします。出て来たセットもちょっとそういうイメージなのかなあ。ぐるりと出て来たセットは、上段の部分があって、それぞれ
そこから下に階段が伸びていて、その階段にも電飾がつきます。
センター部分がグルリと回るとそこには嵐くんたち。一人ずつ違う衣装で、ジャージのアレンジみたいでした。松本さんは頭に紫のラメのスカーフを巻いてい
て、エクステが後ろに出ているから、ジョニー・デップみたいでした。このときの音楽をどう表現すればいいのかわからないのですが、ソウル風というのかな
あ。ディスコ風というのかなあ。真ん中部分の上段で、歌なしでまずは5人で踊ります。そのまま始まったのが「
JAM」。アレンジがこのときの前奏の続きで
ディスコ風(?)。ダンスも前とは違うと思います。
続いて「
身長差のない恋人」のイントロ。それに合わせて階段を下りて
来てメインステージの前に横一列。そして始まったのが「
俺たちのソング」!!
あら、
びっくり!ソロコンに言っていない人には「なんのこっちゃ?」でしょうが、ここのシーケンスの音楽にとても合っていて楽しかったです。歌詞をちょっと変え
てありました。
そしてセンターからムービングステージにのって「
Raise Your
Hands」。もちろんダンスつき。ピラミッド型のフォ−メーションであのステージが近づいてくると、かなりの迫力ではないかなあ。翔ちゃ
んがラップのと
きは翔ちゃんがセンターでした。センターステージの位置で止まって、そこで踊っていたし、最後、5人で集まってポーズを決めたのがすごいカッコよかったで
す。
ここで各自、上にはおっていたものを脱ぎます。相葉くんはピンクのホルスタインみたいな模様のTシャツでした。ニノの赤いTシャツはこのときだったか、
もっと後だったか。そして曲は
「ハダシの未来」。四方を向いて立っ
て、マイクを各自手に持って、ちゃんとフリつきで歌います。下手側後ろ向きに大野君、下手
側前向きに相葉くん、真ん中に翔ちゃん、上手側前向きにニノ、後ろ向きに潤くんかな。途中からステージが動き始めて、一番後ろまでいきます。曲の最後は一
番後ろで。
* * * * * * * * * * * * * * *
そして上手のリフタートロッコに相葉くん、下手のリフタートロッコに翔ちゃんがのって、他の子ははけます。始まったのが「
い
つかのSummer」。ちょっとびっくり。二人でやるのにそのままやるはずなく、翔ちゃんのラップで始まります。メインステージには
M.A.Dが。衣装が
去年とは変わっていて、水色っぽいシャツとコットンパンツみたいだったかな。ウチワではなくパナマ帽みたいなのを持って踊ってました。翔ちゃんが「Hey
Ho!」と声をかけるのはいいのですが、2部では相葉くんもやっていて、それがちょっと慣れない感じでかわいかったです。サビの部分では例によってお客さ
んから「ヒューヒュー」声がかかってました。私としては正直いいかげんウザい気もします。翔ちゃんも歌っているのに歌が聞こえないし。とにかく二人で歌う
のは新鮮でした。
今回、ソロはなくて、アルバムのとおり、「フューチャリング」という形。まったくアルバム通りというわけではなく、同じような歌割りのものもあれば、ダン
スとコーラスでバックアップとう感じのものもあり、このフューチャリングがどれもすごくよかったです。この「いつかのSummer」がそういう見せ方の最
初になりました。
二人が前につくと、メインステージの真ん中が回ってニノが登場。「
キャラメルソング」
が始まります。ずっとニノが一人で歌っていたのでソロになっちゃった
のかと思ったのですが、途中から下に相葉くんと翔ちゃんが登場。歌はほぼニノが歌って、二人は下で踊っています。ふりつけがめちゃくちゃかわいい。途中か
らニノも降りて来て、一緒に踊るし、翔ちゃんと相葉くんも歌にも参加します。最後の方で、三人で手をくっつけるところとかめちゃくちゃかわいいです。翔
ちゃんと相葉くんは、さっきまでの衣装に上になにか着てから出て来てました。
暗転すると、アリーナ席の後方の台の上に、突然、
松本さん登場!!曲
はハードなロック系。迷彩系の衣装で、手にはスモークが出る銃みたいなのを持ってスモークを噴射してました。前奏が終わる前に、台から飛び降りて地面を歩
いてセンターステージに。ほとんど座り込むように歌っていました。ハードな曲調と潤くんの声が合っていてすごくよかったです。1番が終わるとお得意の高速
トロッコでメインステージに移動。メインステージの下手セリからハードなギターを弾きながらニノが登場。ギターを弾くニノにものすごーくくっついて歌う潤
くん。ボーカルの人がギターの人のところで一緒に歌うというのはよく見る光景ではありますが、それにしてもくっつきすぎじゃあ(笑)。
続いて大野君メインの「
Ready To
Fly」。やはり、最初は大野君だけ。いかにも大野君らしい振付けでした。衣装は迷彩っぽい感じだったのかなあ。遠くからしかみてないので
よくわかんない
です。そして、「♪何かにおびえて」のところで上手側のセットがまわって相葉くんと潤くんが歌いながら出て来て、「♪心配だらけの毎日」のところで下手側
が回るとニノと翔ちゃんが出て来て歌います。この二人がおかしい。完全におどけモード。最後の「きーみ」のところではお互いに両手で指をさしてました。2
部ではさらに進んで、セットが回って出て来たときに二人は手をつないでいました。なんなんでしょう、この二人。もちろんノリノリで歌い、やはり最後の
「きーみ」はお互いに見合って両手で指をさしてました。二人はニコニコしながら階段を下りてきて、下手側にきます。その間に、相葉くんと潤くんも下手側に
きて、下手側に4人、大野君とM.A.Dは上手に移動。その位置で、大野くん&M.A.Dと嵐の4人でダンスの掛け合いのようなものをやるのがとても楽し
かったです。M.A.Dのダンスがだんだん大野君に似てきたように思います。最後はセンターに5人とも集まって決めポーズでしたが、それがちょっと笑える
感じだったような気がします。
そして続いて「
Carnival Night part
2」なのですが、これも振付けが大野君。大野くんの振付けはいつものソロと同じような大野くんらしい振付けなのですが、それって、この曲を
聴いたときのイ
メージとは全然違うんですよ。難易度は結構高いのですが、衣装も決してリオのカーニバルという感じではないし、曲のイメージとふりつけのギャップが妙にお
かしい。難易度も高いし、その場で足踏みやジャンプをし続けるみたいなフリが多いから運動量も半端じゃないはずです。最後の方、上半身は動かさずにその場
で足踏みをするようなステップで、翔ちゃんと潤くんが両端からセンターによってくるのが妙におかしかったのですが、それについて、1部のMCで、二人が
「大変だ」と言ってました。いっぽう、ニノは「動くだけいいじゃん。俺なんてずっとセンターでこれだけだよ」と足踏み。この振付けが忘れられなくて、聴く
たびに思い出して笑いそうになります。2部では、途中から左右の花道にわかれてセンターステージに移動して、最後の方はセンターステージでした。だから、
潤くんと翔ちゃんが、左右の遠いところから足踏みみたいなステップで移動するのは見られませんでした。
2部のMCでは、大野くんは嵐の子たちに振り付けたのは初めてで、ジュニアなら、いうとおりに踊ってくれるけど、嵐の子たちは文句を言うと言ってました。
あるふりつけについて、潤くんなんて「それはないだろ」と言ったとか。たしかに、おもしろいんですよ。でも本編ではそれをみんな真面目にやっているから
カッコいいけどおかしいの。ちなみに、2部のMCで言っていたのは、大野くんの振付けは、顔の表情までつけられるそうで、ジュニアの子たちは必死に笑顔な
のに、大野くん自身、それを忘れていたという話をしていました。ちなみに、M.A.Dの子たちは色とりどりのシャツをきて、それでなんとかカーニバルっぽ
い雰囲気を出してました。あの衣装がカーニバルっぽくないというのは嵐くんたちもわかっているのでしょうね。
* * * * * * * * * * * * * * *
1部はそのままメインステージでMCでした。MCは別途レポを上げたいと思います。あいかわらずおばかで仲良しでした。唐突にかくれんぼをしたいといいだ
し、ジャンケンでオニを決めるといい、じゃんけんしたらニノが「オニは相葉くん」といって相葉くんがオニってことに。相葉くん「俺、ジャンケン勝ったんだ
けどな」と。つまり、これからネタってことだなと思っていて、相葉くんが残ってカウントしたり、途中であきて話をしたりしていたのですが、隠れたってこと
で探しにいってステージには誰も残りません。
しばらくすると、画面には「千年の昔から・・・・」みたいな文字が。会場、ざわめきます。「
千年メドレー」という文字と友に、真ん中の部分が回るとそこに
和風の衣装のM.A.Dがポーズととって止まっています。そしてニノと大野君が出て来て歌って踊ったのです。一部のファンのざわつきは半端じゃないのです
が、わからない人はぽかん。これって、大野くんが「KYOTOKYO」のときに踊っていたもので、ビデオにも残っているんですよね。私も持っていてみた事
あるんですが、覚えていないのでよくわかりません。今、探したけどすぐに出てこないし。衣装も同じみたいです。かなり難易度が高いダンスですよね。当時の
シンメは原くん。私は7日にD☆Dの公演で踊る原くんを見たばかりなので不思議な気がしました。途中で、もぞもぞしていると思ったら、衣装が引き抜きに
なっていて、それをとると下は大宮SK!!つまり、「千年メドレー」は長い前ふりだったんです。曲が終わると、ニノが下手に顔を向けてバズーカをかつい
で、そばに大野君が立ちます。大野くんの合図でニノが打つと、後ろ側にスモークが。前と同じなのがおかしいです。
大宮がさろうとすると、後ろの方に出て来た残り3人が「おい」と声をかけます。「長い前フリだなあ」と言っていたのは翔ちゃん。大宮の二人と後ろの3人で
ちょっと会話があり、宮Kくんは今年もカタコトでした。二人ともゼイゼイ言っていて、なんでも、本番で初めて本気で踊ったそうです。「リハからちゃんとや
れ」と言われていましたが、「リハは恥ずかしくてできなかった」のだそうです。ジュニア衣装とジュニア時代にやったものをやるというのが恥ずかしかったっ
てことなんですかね。
ここで、後ろの3人から、今年の夏コンのトピックスとして「裏ARASHIC」というのをやるという発表があります。画面にも出ていました。J-webで
募集した質問に嵐くんたちが答えるというコーナーで、「一番の問題は相葉ちゃんがしきるってことだ」と翔ちゃんが言ってました。前の二人に着替えてこいと
いいつつ、3人をのせたステージは前の方に移動します。そして前で5人揃って「裏ARASHIC」となりますが、それもMCと一緒に別にアップします。
つまり、大宮SKは本編には入れられないので、フリートークのMCと「裏ARASHIC」の間にいれたわけですね。2部では、大宮SKは後ろから声をかけ
られたのですが、大野君が噛んでしまったため、そこで話すのをやめてほんとに引っ込んでしまいました。少しは話してほしいなあ。
1部,2部とも裏ARASHICの前に翔ちゃんの映画「ハチミツとクローバー」の宣伝映像ができたということで、それが会場に流れました。私は近所の本屋
で流れているのをすでに見ていますが、「人が恋におちる瞬間をはじめてみた」という加瀬くんの言葉ではじまる予告編です。そのときの映像は、はぐちゃん
(蒼井優ちゃん)をみつめる竹本くん(翔ちゃん)、その竹本くんをみている加瀬くんというシーンです。
2部はその後に、さらにおまけが。映画の試写室にいる嵐くんたちが一人ずつ映り、映画についてのコメントを言います。5人で一緒に観に行ったというのはこ
れを撮る目的もあったんでしょうね。最後の翔ちゃんは寝てました。
そして、コーナーの後は大宮の二人も出て来て「アオゾラペダル」となります。
* * * * * * * * * * * * * * *
「
アオゾラペダル」を歌う位置は、翔ちゃんがメインス
テージ、上手花道の先端が最初は大野君、途中が潤君、下手花道の先端がニノ、途中が相葉
くん、花道の方は歌の途中で位置を入れ替わっていました。1部も2部も、それぞれ、ただすれ違ってはいませんでした。潤くんと大野君もなにかやってたし、
2部ではニノは相葉くんの行く手をとうせんぼしてましたね。このときの衣装はやはり全員ジャージ風。最初のとは違いました。相葉くんは黄色いツナギみたい
なのを腰にしばってましたが、ズボンが膝丈。そういう形の服なのかしら。潤くんはやはり頭に紫の布を巻いてました。
次が「
Secret Eyes」なので、相葉くんはサクサクとはけて
いきましたが、花道の先端にいた潤くんはゆっくりと戻って、「Secret
Eyes」が始まってもまだステージに残っていました。で、「Secret
Eyes」、相葉くんは腰に巻いていたつなぎをそのまま着て歌ってました。画面には合コンの映像みたいなのが流れてました。最初は相葉くんが一人で歌っ
て、途中から大野君も参加。歌はほぼ相葉くんって感じだったかなあ。M.A.Dもついてました。それに相葉くんは手に赤い花を持ってます。バラなのかカー
ネーションなのかよくわかりませんでした。二人+M.A.Dのダンスがかわいかったです。途中、上段の真ん中に大野くん、下手に相葉くんという位置にいっ
て、翔ちゃんが上手上段に出て来てラップの部分になったように思います。翔ちゃんは途中でいなくなって、最後は二人で変なポーズをしていたんじゃなかった
かなあ。
セットの真ん中がまわって、上段には翔ちゃんと川村君。「
超2ありがとう」
です。最初は、二人でそこで歌ったり、踊ったり。途中から、下手側にはニノと江
田くん、上手側には潤くんとTJが出て来て、上段の3カ所で歌って踊ります。M.A.Dの3人は白い衣装でした。みんなすごく楽しそうにはりきってやって
ました。嵐コンってほんとにM.A.Dの子たちが楽しそうなんですよねえ。嵐を好きなんでしょうねえ。
* * * * * * * * * * * * * * *
次が「
LOVE
PARADE」なのですが、つなぎは暗転していたっけなあ。大野君が上段に一人で登場。衣装は赤系のジャケットと、花柄のパンツ。これが、
感動ものでし
た。だって、大野君のズボンがずりさがってない!ぴったりとして足が長く見えました。そしてこの曲でダンスですよ。美しくないはずがないっ!!途中で上手
上段に相葉くんが出て来て加わります。二人とも上手側にやってくると、二人の間にニノが下からセリ上がって来てびっくり。こういう登場の仕方もあるんです
ねえ。歌が生でした。2部でニノが音をはずしてましたから。基本的に常に歌いながら踊ってました。ダンスがほんとにキレイで、難易度が高いんですよ。3人
で1番だけやってひっこみ、2番は下手上段に翔ちゃんが登場。おりてきて、下手端に立つと、1番のニノと同じように、潤くんが下からすっと上がってきま
す。二人でしばらく歌って踊って、途中、センターの上段から3人がおりてきて合流。このとき、階段がキレイに電飾されていて宝塚の大階段風になってます。
そして下手側で5人で踊っていたのかな。最後はセンターに集まっていたかな。嵐くんたちって、一人一人のクセがあるのに、揃って見えるのがいいですよね
え。この曲を見ている私はニコニコしてしまって、やはり息を吸うのを忘れてしまったのでした。まづいまづい。
そのまま、メインステージの5カ所に別れて「
シルバーリング」。この
曲、練習したのか、音が合っていて、安心して聴けました。センターが大野君だったので
すが、後の子がどこにいたのか忘れてしまいました。こういう曲はやはり大野君んがセンターにくるのがしっくりしますよね。
* * * * * * * * * * * * * * *
後半の見所は、ここまでの「LOVE
PARADE」のジャズダンスの美しさと、それに続く「シルバーリング」のしっとりさから一転して、「
COOL&SOUL」のすごさです。もう、ほんとに
びっくりしました。ああいう演出をよくも思いつくものです。「シルバーリング」をメインステージで歌った後、セットがくるっと回って彼らが見えなくなる
と、画面には記者会見会場の嵐くんたち。翔ちゃんが口火を切って、「この夏がおわると8年目になる」などという感じの話から始まり、ひとりずつ、一言言い
ます。潤くんは「ドラマをやらせてもらっていて、マンガ原作の物が多くて、原作ファンの人にも楽しんでもらえるように、スタッフと一緒に作っています。」
という感じのこと。相葉くんは「バラエティにも出させてもらっています。一人でも,5人でも。いい先輩に会えたり、がんばってます」みたいな感じ。ニノは
「一人でも5人でも映画をやらせてもらってます。」という映画の話。大野君は「舞台もやらせてもらってます」と舞台の話。そして最後に翔ちゃんが
「COOL&SOUL」の導入を言うと画面が消えて、スモークの中、メインステージの前の方に、嵐くんたちが下から競り上がってくきます。そのと
き、さっきまでの画面の記者会見と同じセッティング。つまり横長の机があって、マイクがおいてあって、嵐くんたちは椅子に座っているんですよ。このセッ
ティングがまず斬新でびっくり!!
そして、最初は5人とも座った状態で「COOL&
SOUL」歌部分が始まります。歌詞が画面に出ています。並び順は、上手から大野くん、ニノ、潤くん、相葉くん、翔ちゃんです。最初の翔ちゃんのラップの
部分、翔ちゃんだけ立って他の4人は座ってます。続くラップ部分は一人ずつ交代で言う感じですが、メインで言う子が立ち、他の子もそれぞれ、その都度ポー
ズが決まっていて、全体で芝居をしているようです。または、バレエかなあ。5人の動きで表現しているところがそんな感じがします。途中、机の上に足を乗せ
たり、立ち上がったり、いろいろポーズを変えていって、途中、5人でセンターに集まってポーズを決めるのがめちゃくちゃかっこ良かったです。最後は全員、
机の上に立ち上がり、さらに机を超えて、手前側に飛び降り、前の方に来ていたムービングステージの上で最後の部分を踊ります。この振付けがまたカッコいい
んだ。基本的に照明は暗くて、顔はよく見えません。もう、全体の雰囲気のカッコよさを堪能する感じです。ほんとに鳥肌ものでした。歓声もすごかったです。
CDの感想として、特に書いてはいないのですが、私はこの曲は、自分たちの事を歌った曲として、こんなにもカッコいいものができるのかと、CDを聴いた時
点で感動しました。そしてリリックも本当によくできている。曲だけ聴いてもカコよかったけど、それを想像を上回るカッコよさで見せられる嵐くんたち。ほん
とにすごいと思いました。
ムービングステージで「
I Want
Somebody」。前奏の間にセンターまでステージが移動します。もちろんダンス!これもすごかった!!センターにきたときに、正面から
見ると、上手側
に潤くんと大野君、下手側に相葉くん、ニノ、翔ちゃんがいます。CDだと、歌の出だしは潤くんだけですが、コンサートでは、出だしは下手側の3人が歌っ
て、その間、上手の二人が派手に踊ります。歌うときも、ただ、立ってる感じではなかったと思います。次のフレーズで歌とダンスが交代、その後も派手に歌っ
て踊るのがかっこいい!ほんとに難易度が高いんですよねえ。そして相変わらず、お客さんのことをよく考えてあって、正面は正面なのですが、曲の後半では5
人が四方を向いて歌うところもありました。最後はやはし正面を向いて大野くんを真ん中に決めポーズ!きゃ〜〜、かっこいい〜〜!!衣装は迷彩っぽいような
感じでした。前半の最後の衣装にちょっと似てました。
* * * * * * * * * * * * * * *
ここで上着を脱いで、上に総ラメ色違いのロングコートをはおり、空気の花道を通って左右にばらけます。翔ちゃんはそのままムービングステージ、ニノと大野
くんは上手側、相葉くんと潤くんは下手側でした。2部のとき、大野君は空気の花道から近いお客さんに握手をしてしまって、なかなかリフターのとこまでこな
くてニノも出発が遅れてしまったのでした。大野くん、サービスしすぎだよ。
その後、メドレーになりますが、アリーナの中を移動する小さいトロッコ、外周を移動するトロッコなどを駆使して、会場中をあちこち動き回りま
す。花道を歩くよりもスピード感があります。最初の曲は
「ランナウェイトレイン」
です。上手の前側に大野君、後ろ側にニノ、下手の前側に潤くん、後ろ側に
相葉くんでした。このリフターはスタンド席の人にはほんとにありがたいです。今までのクレーンよりも近くに見える気がします。
後ろにきた相葉くんとニノはリフターを入れ替わり、二人だけで「
NA!NA!NA!」
を歌いながら前方向に移動になります。ラップ部分はなかったです。こ
れも生歌でした。
二人が前につくと、後ろに翔ちゃん、前に大野くんと潤くんが登場。衣装が白地にカラフルな布がついたようなものになっていました。曲は「
五里霧中」。3人
で歌います。翔ちゃんは、ムービングステージで前に移動、大野くんが下手側ミニトロッコ、潤くんが上手側ミニトロッコでアリーナ席を移動。大野君は座り込
んでましたね。お客さんに近づきたいんでしょうね。ミニトロッコはセンターの位置で交代となります。潤くんは大野くんが乗って来たのにのって前の方に戻
り、大野くんは上手の後ろ側のに乗っていたような気がします。翔ちゃんはそのままムービングステージで一番前まで。
そして大野君が後ろのムービングステージで「
言葉より大切なもの」を
歌い始めたのかなあ。衣装を変えたニノと相葉くんが出て来て、ミニトロッコでアリーナ
席に入って、翔ちゃんと潤くんが外周のリフターかなあ。「
感謝カンゲキ雨嵐」
と歌は続いて、ミニトロッコを駆使して移動するスピード感がすごかったです。
アリーナ席の人は、あっという間にいっちゃった、という感じでしょう。外周のリフターのほうがまだ遅く移動します。
ここの、誰がどのトロッコに乗るかは、会場がかわると、また日が変わると、変えてくるんじゃないかなあ。1部と2部の動きがまったく同じだったので、それ
だけ緻密に作ってあるという事だと思います。ここは、リフターを動かすスタッフがほんとに大変。
* * * * * * * * * * * * * * *
最後に後ろのムービングステージに集まって「
Yes?No?」をはじ
めます。いやあ、カッコよかった!嬉しかった!!ムービングステージが前の方に動いて
いく中、各自がソロをとるところ、他の4人は、正面の向きを変えていくんですよ。「Right Back to
You」でやっていたアレです。「Yes?No?」の振付けをどの席の人も正面から見られるわけです。そんなことするグループは他にいないです。ほんとに
すごいですよ,嵐って。
ラストは「
WISH」でした。かわいかったなあ。ニノと
翔ちゃんの小芝居もおもしろかったです。最後がこの曲というのは、
ここ数年のバラードで終わりというのに慣れていると、ちょっと唐突な終わりと言えばそうなのですが、シングルで始まったから、シングルで終わりという構成
かなあと思ったので私には違和感はなかったです。5人は「ばいばい」とか言いながら、出て来たときの横長のセリで下がっていきました。
* * * * * * * * * * * * * * *
アンコールではグッズのTシャツと同じ襟のデザインのノースリーブに各自異なるワークパンツ系のズボンの5人が、背センター上段が回って登場です。この
ノースリーブ、ARASHICと書いてあるのですが、その色が、相葉くんが緑、潤くんが紫、大野君が青、ニノが黄色、翔ちゃんが赤で、去年までのレン
ジャー衣装の色やパンフのページの色と合わせてあります。このページはグッズの模様を採用したのですが、色の並びは同じにしてあります。嵐のメンバーの並
び順、つまり、名字のアルファベット順です。
1曲目は「Gの嵐!」の「
応援ソング」。みんな、腕を前に出したりし
ながら歌ってました。2曲目は「
ARASHI」で、ムービングステー
ジをに乗って後ろに移
動しながら歌っていました。3曲目は「
PIKANCHI★DOUBLE」
です。このときは、上手の1台目のリフターに翔ちゃん、2台目にニノと相葉くん、
下手の1台目に大野君、2台目に潤くんがのって前に移動です。ニノと相葉くんが一緒なので、相葉くんのソロのときに、ニノがしゃがんで手でひらひらやって
いたのが印象的です。ときどき二人で見合っていたりしたし。かわいかったです。
一番前まで移動して、「PIKANCHI★DOUBLE」が流れ続け、ジュニアの紹介がありました。M.A.Dとは言ってなかったです。足りないからかし
らね。みんなとても自信にあふれたいい笑顔でした。ほんとに誇りをもって嵐コンについているんでしょうねえ。1部はとても丁寧にみんなであちこちむいてお
辞儀をしていましたが、2部は少し短くなってました。
最後にいつもの「俺らの名前はなーんだ?」「あらし〜〜〜」ってのをやって、手をつないでお辞儀です。かわいいなあ。そして階段を上ってセンタ−の上段に
はけていきました。
2部のダブルアンコール。その前に潤くんがちょっと挨拶。「僕たちがこいうやってコンサートをできるのは来てくれるお客さんがいるからです」みたいな事を
言っていて、ちょっとじんと来ました。そして「懐かしい曲をやりたいと思います」といって始まったのは「
台風ジェネレーション」ニノのセリフ付き。これ、
うれしかったなあ。セリフは「さよならじゃないから。また会えるから」と大声で!みんな大喜び。トロッコはもう使わないので、翔ちゃんが花道を走ってきた
のが印象的でした。大野くんも上手の花道の方にやってきて、どうしても握手がしたかったらしく、花道を飛び降りて、ファンと握手。お客さんがおしよせてパ
ニックになりそうになり、係員がお客さんを抑えたのですが、大野君はやめないから、大野君自身、うしろから羽交い締めにされて引き離されていました。それ
でも懲りない大野君は反対側のお客さんと握手しようとしたのですが、やはりひきはなされて、上に上げられていました。大野君、実際、サービスしすぎなので
すが、大野君をひきはなす係員もすごいです。そのように指示されていたのかもしれません。あのままじゃ危なかったし。
最後は、5人でメインステージの両サイドの方までいってお辞儀して、ほんとにさよならです。大野君、泣きそうになってました。声は明るく「またね」みたい
に言ってましたけどね。
以上、札幌本編でした。
* * * * * * * * * * * * * * *
「見せる」コンサートが好きな私にとっては、ほんとに満足度の高いコンサートでした。「One」より好きです。そして、ソロよりも5人の方がみたいから、
今回の「フューチャリング」というのがほんとにいいです。しかも、CDと同じではなく、すごく考えてあるし、さすがとしか言いようがありません。
「COOL&
SOUL」については、CDのジャケットともリンクしちゃっているところがさすがです。「One」をへて、ソロを経て、一人の仕事をそれぞれがたくさん
やって、もう一度集まって、より5人の嵐を見せてくれたという印象です。まさに「幕開け 第二章」です。
これからも楽しみです。
* * * * * * * * * * * * * * *
ARASHI index
2006
Concert Report Index
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