ARASHI  FIRST CONCERT 2006 in Taipei
    2006.9.16、9.17 in  Taipei Arena


★ 2006.9.16 ★

* はじめに*
台北アリーナは、アリーナの広さは大阪城ホールくらいかな。違うのは、正面だけ3階までスタンド席があること。かなり高いところまでありました。それで キャパが12000とも15000とも聞いています。チケット代に差があって、3階は安かったと思います。


 さて、会場は、先の概要に書いたとおり、外周花道がありました。センターステージは今年の夏コンよりも少し広くて、外周花道から センターステージにいく花道も最初からありました。そして、センターにいく花道近くに天井からつるされているゴンドラが左右にあったのです。ほんとにつる されているだけ。クレーンの類はありませんでした。そしてムービングステージ。メインステージの作りもちょっと違っていて、真中は筒状になっていて、最初 はLEDディスプレイが下のほうに、上のほうは日本のツアーよりも大きい画面がありました。左右もLEDなのですが、それだけではなく、どこかでみたよう な飾りがありあました。伝わらないのでワイドショーを見てください。そうそう、青いゼッケンの報道カメラがいたのですが、台湾の報道関係者なのか、日本の 関係者なのかよくわかりません。それから、客席から嵐くんたちを撮影している公式ゼッケンをつけた、民生用カメラの人もいました。なになしかの映像として 残るってことですかね。

 会場を見回してびっくりしたのが、ピンスポがすごくでかい。つまり、照明が明るいってことです。夏コンで使っていたのの1.5倍 くらいありそうな大きさ。実際、始まったらたしかに明るくてすごく見やすかったです。スタンド最後列から見ようと思ったら、あれくらい明るくないとね。

 開演前は、注意事項が日本語、北京語、英語で何度も流れました。英語だけ男性で、深夜の通販なみにテンションが高いからおかし かったです。開演時間になったとき、まだアナウンスをしていたのですが、会場からはあらしコールが起こります。台湾風なのか、妙にテンポが速くて、アナウ ンスをやっているせいか、すぐに終わってしまっていました。しばらくすると、客電が落ち、いよいよです。すごい歓声でした。

 *オープニング〜「Lucky Man」*
まずは、画面に1999という文字がでて、「ARASHI」のPV、その後も、西暦とその年に出したシングルのPVを短めにどんどん流していきます。そし て「アオゾラペダル」の紹介のあと、「2006」という文字に続いて「ARASHI first conscert inTAIPEI」という文字が。いきなり、メインステージの5箇所からあらしくんたちがポップアップでとびだして「ARASHI」が始まります。そうだよね、そうくると思ったんだ。


 衣装は、去年の「Yes?No?」の白いロングコートの下に、「How’s」の「テ・アゲロ」の衣装。久々ですねえ。 「ARASHI」はきっちり振付けどおりに歌いました。最初だもんね。歌い終わってキメた後、上手の相葉くんと翔ちゃんが顔を見合わせて「やったね」とい う感じの表情をしていました。あの子たちとしても、どういう反応がくるのか、予想できない中、不安もあったと思うし、それだけにできるだけのことはやった だろうし、その上でのお客さんの反応がよかったから、そういう表情になったのだと思います。

 そして「サクラ咲け」で花道に散ります。 MADも左右の花道に。私の席のそばには川村くんがいたのですが、ものすごい張り切って踊っていて、かわいかったし、おもしろかったです。

 花道を歩いて目的の場所に向かうという感じで、花道の5箇所にバラけて白いコートを脱ぎます。すぐにスタンドマイクが出されたの で、「ハダシの未来」とわかります。5人が立った場所はリフターに なっていて、「ハダシの未来」はリフターを上げて歌います。これって「One」ツアーの流れですよね。誰がどこかはよくわかりませんが、上手前は翔ちゃん でした。お客さんを見ていると、けっこうフリをいっしょにやってました。

 そしてセンターステージに集まって「Lucky Man」か な。そうそう、センターにやってきたとき、相葉くん、上着の前を全部あけてました。あの衣装、腰のラインが出るのが好きなのになあ。体が大きくなっちゃっ て、前が止められないのかなあ。ラッキーマンの間にまた花道を歩いてメインステージに移動して、ラッキーマンの最後をメインステージで踊って、最後はセリ に飛び降りました。

 *「COOL & SOUL」〜「Top Secret」*
で、次に何がくるかなあって思ったら、いきなり「COOL & SOUL」の映像が始まったからびっくり。画面には北京語の字幕がついてました。映像になったので、台湾のお客さんはみんな 座ってました。で、歌が始まる直前にちゃんと立ち上がるんですよ。「COOL & SOUL」では、翔ちゃんが「4つ前のアルバムにさかのぼるんだけど」の後の英語の部分を北京語で言っていました。歓声が上がってましたよ。「COOL & SOUL」は後は同じですが、日本でももりあがる、「パイオニア」と「二番煎じ」のところでは歓声があがっていました。まあ、私たちが上げてるともいえま すが。

 そのまま「I want somebody」。 ただし、ムービングステージは速い段階で動き出し、潤くんのソロの千手観音みたいなところと間奏はセンターの位置でやっていました。横浜のときは、この曲 は、かなり照明を落としていたのですが、今回、あんなに暗くはなかったです。千手観音みたいになる瞬間はやっぱり赤になっていたし、色のイメージは同じか な。

 センターステージが降りて、「a Day in Our Life」のコール&レスポンスが始まります。当然、やるのは私たち。画面に文字は出ません。日本語で出してもね。自分の周りが日本人なの で、みんな当然言っているし、全体としてどんな感じにコール&レスポンスができたのかよくわかりません。ムービングステージが後ろの方にいって、後ろに着 くとバラバラに歩いて花道を移動。最終的に、「ハダシの未来」と位置に、そのときとは違う子がいきます。そこで、「I want somebody」の衣装を引き抜くと、下には「いざっ、NOW」の「Eyes with delight」のときの衣装を着ていました。どうりで、「I want somebody」のキレが悪いと思った。何も重ねて着なくても。それもジャニーズらしいといえばらしいけど。

 上手前側は大野君でした。その位置で「アオゾラペダル」。 始まっただけで、歓声があがりました。台湾で知られているのか、はたまた、ファンが好きなのか、よくわかりません。途中で少しずつ位置を変えて、上手側に 2人、下手側に2人になります。このときニノがいなくなってました。ってことは、次はニノのソロだなと、構成の流れと、曲のインパクトから言って「秘密」 かなと思ったら、ビンゴ!

 ニノとMADが後ろのステージに登場。亮太、松本、野田、江田かな。主にセンターがわを向いていたかなあ。たまにセンター側を向 いたり、いろいろ工夫して踊ってました。あまりにかわいいニノの「秘密」に、 会場から歓声があがってました。そうだよねえ。台湾のお客さん、ツボが日本人と同じみたいです。

 ニノの後は、MADの4人が後ろから上手の花道の方に歩いていって、相葉くんが上手花道の後ろのほうに登場で、「いつかのSummer」がはじまります。相葉くん、ポップアップで登場だった かなあ。上がチェックのつぎはぎの長いシャツで前を全部あけて、下は膝までの長さにきっちゃったジーパン。実は、その半ズボン、「つどい」の写真撮影のと きもはいてました。かわいかったですよ。そして、相葉くんの後ろにMADが並んで、相葉くんは歌いながら、MADは踊りながら、花道を歩き、ゴンドラの前 まで移動しました。この相葉くんの後ろをMADがついていくっていうのがすごく新鮮でかわいかったです。ゴンドラにつくと、相葉くんがゴンドラに乗り、 MADのうち二人ははけて、野田君と松本くんが花道に残って踊ります。相葉くんが乗ったゴンドラ、ゆっくりあがっていきましたが、ゆれていて、見ていても 怖かったです。曲が終わる頃には、だいたい、下まで下がってました。

 続いてセンターステージに大野君が登場し「Top Secret」。MADが6人で、先頭がTJと川村くん。ニノに出ていて、相葉くんについていって、途中ではけた二人がまた登場。大忙し。 よく動きを考えたなあと思って感心してしまいました。大野君はもちろん、MADみんなすごいキレがよかったから、「いざっNOW」のときよりもいいかも。 でも、辰巳くんたちもほんとに来たかっただろうなあと思ってしまいました。

 *「La Tormenta」〜「きっと大丈夫」*
この先はちょっと予想できなくて、どうなるのかと思ったら、メインステージに潤くんと翔ちゃんがポップアップで登場し、「La Tormenta」。衣装は、夏コンのオープニングのピンクのスーツ。 前奏をこの二人だけで踊ったのがすごくかっこよかったです。最後の冬コンで5人で踊っていたけど、この二人でガツガツ踊ったのがものすごく新鮮でした。こ のとき、画面には、「君はペット」をはじめ、テレビ番組の映像がいろいろ流れました。24時間テレビのな泣いてる映像もありました。最後は沢田慎だったか な。つづいて潤くんがニノを歌いますが、ニノは上手の上段に登場。やっぱりいろいろなドラマの映像。ニノは上段の狭いところでバック宙をやりましたが、 ちょっと着地によろけてひやり。このとき、翔ちゃんはもういません。ニノが歌うのは相葉くん。相葉くんは、最初が24時間テレビの泣いてる映像。そしてピ カンチやらトラに襲われる映像やら、Aの嵐でボーリングの玉をくっつけて幅跳びをしている映像だの、おばかな映像満載。でも最後は「燕のいる駅のラスト シーンの映像でした。下手上段に登場です。そして大野君は下手の下に登場で、映像は去年の舞台の映像から。ピカンチやテレビの映像が流れてました。そして 最後は5人並んでメインステージで踊りました。久々にみたなあ。


 次が「Carnival Night part2」。 MADも上段に出てきます。「C,A,R,NIV,VLA,night」は、私たち、がんばって言いましたよ。潤くんも言っていて、ニノは普通に歌おうと したのに、マイクの調子が悪くてはいってなかったです。この曲の後半の記憶がないのはなぜだろう。MCがメインステージだったことは間違いないのですが。

 「Carnival Night part2」の後に「きっと大丈夫」が 入ります。横浜などと同じように、後半、花道を歩いて後ろまでいって、最後は後ろにあるムービングステージ上に集まります。そこでラストを踊ることはなく て、最後のポーズだけ決めていたかな。そのまま、スタンド側を向いて「きっと大丈夫」で始まりました。ムービングステージが動き出し、間奏のときにはセン ターの位置。縦1列になるところ、1日目はセンターより前だったので、そのときに後ろを向いてくれたニノの顔が見えました。そのまま、一番前まで移動し て、メインステージでMCでした。

 * MC *
MCは、まずは北京語で翔ちゃんが、たぶん「俺たちが嵐でーす」って言って、その後、一人ずつ、挨拶しました。大野君が片手を上げてポーズを取ったら、そ の後の子も真似してました。この子たちってそういうところがおかしいんだよなあ。このときは、各自、名前を言っていたのかなあ。なにせ、北京語で言われる と台湾のお客さんはもりあがるけど、私たちはわからない。後日、WSか新聞かJ-webで見てください。


 挨拶が終わると、通訳さん登場。女性でした。相葉くんは「コウちゃん」と呼んでました。MCは、彼ららしさを伝えるためには、普 通にしゃべって通訳をつけたのはすごくよかったと思いました。時々、通訳さん、通訳しながら自分がおかしくて笑ってしまっていました。

 MCは、最初は、例のメンバーの呼ばれ方という話。「つどい」のときに、前回「アイバ」って呼ばれたという話をしたら、今回は 「アイバ チャン」になったという話をしていたのですが、ここでは、他の子がかわいく呼ばれ、アイバくんだけ、低い声で「アイバ」と呼ばれるところを実演 して、ニノが「あいばちゃん」って呼んでください、って言ってました。

 この間も、相葉くんが通訳をまたずにしゃべろうとして、潤くんか翔ちゃんに「訳してからしゃべろよ」と言われたり、相葉くんらし かったです。

 そして夏にアジアを回ったときの映像があるから、それを見てもらいますと翔ちゃんがいって、そのときの映像が流れます。プライ ベートジェットの中の映像や、台湾の空港についたときの映像、そして記者会見。台湾の空港は、昨日、とおったから「あそこだ」って思いました。記者会見の 映像の最後、一番後ろにいた女性が何かしゃべっていて、台湾のお客さんは笑っていたのですが、私たちにはわからないんです。で、そこで映像が消えて、太鼓 の音が始まります「夏祭り!相葉まつり!大宮祭り!」のときの曲でした。しかも、聞こえるのが北京語!北京語字幕も出ていました。そして大宮の二人が上手 の端のポップアップからゆっくり出てきました。

 センター方向にむかって異動しながら、「How’s」のときと同じようなふりつけで踊ります。映像は「How’s」のときの大 宮。DVDになってないですから貴重。センターでは、大野くんの股の下をニノがくぐるをみせかけて、大野君がそこで1回転するというあの技もみせて、台湾 のお客さんからも大歓声。カラーボールをそれぞれバットで客席に打ってました。さらに下手にむかって移動していって、最後はポップアップのところで止まっ たのですが、下がるはずのセリが下がらなくて「サガラナイヨ」とカタコト。そしたら、急にセリが下がって、二人ともびっくりしながらはけました。

 大宮SK、ほんとに大受けで、大歓声の中、去年の「DAYS」の衣装に着替えた3人が出てきました。おお、その衣装!!潤くんが 「すごい盛り上がりだねえ。下で聞いてて、正直、驚いた」みたいなことを言ってたのかな。そして「この歓声はどういう歓声なの?」という疑問を表明。翔 ちゃんが「この歓声は、おもしろいっていう歓声なの?かっこいいっていう歓声なの?」と聞くと、お客さんからは「かっこいい」というリアクションが多かっ たです。それをうけて相葉くん「大宮SKの方がかっこいいなら、来年は5人で大宮SKやろう」と。ははは、それみたい!

 そしたら翔ちゃんと潤くんは同時に「3人でやってくれ」。それぞれ「俺はやらないから」と。いやあ、5人でやってほしいなあ。

*「台風ジェネレーション」〜「tell me」*
 それから「懐かしい曲をやります」といって始まったのが「台 風ジェネレーション」。もちろんせりふつき、ふりつき。久々にみたなあ。かわいかったなあ。最後のほうで花道に歩いて移動。上手が大野くん と潤くん、下手が相葉、ニノ、翔ちゃん。この位置関係って、次の曲は「DAYS」かと思ったら、みんなゴンドラに乗ってしまいます。

 そして曲は「Blue」。うわ〜、ひさしぶ り。聴きたかったんだ!!やっぱりいいなあ。この曲を聴いていたら、「How’s」のファイナルのさいたまのとき、勘三郎が見にきていて、この 「Blue」をみて号泣したと、七之助が言っていたことを思い出し、それから3年後、この台北で歌っていることをしみじみとかみ締めて、ウルっとしてしま いました。ゴンドラが下りてきて、翔ちゃんだけはけて、他の子は花道の後ろの方に少し歩いて移動して、花道からはけました。

 翔ちゃんだけはけたってことは、翔ちゃんソロってことで、これも予想通り「Unti Unti」。間奏でMADといっしょに踊るところ、翔ちゃん、もの すごく踊っていてびっくり。あんなに踊ってる翔ちゃん、久々に見ました。踊れるんじゃん。MADが上手から順番に倒れていくところがすごくかっこよかった です。

 で、潤くんは当然「tell me」で、ア リーナの後ろに登場ですが、衣装が違いました。黒で横に金ラメの入ったパンツに、上は今年のJAMのときの紫のジャケット、紫のターバンつき。高速トロッ コで移動した後かな、ターバンをとったのは。その前、ニノのギターのところ、ニノが出てくるわけにはいかないからどうするのかと思ったら、なんと隠し玉、 野田くん!!びっくり。野田くん、すごくかわいかったです。

*「Right Back to You」〜「感謝カンゲキ雨嵐」*
 そしてこの後も予測がつかなくてどうなるのかと思ったら、上手花道前方に、着物風衣装の相葉くん登場。そうです、「Right Back to You」の去年バージョン。そうか!そうきた か!!私は、台湾に行くということに対して、現地の言葉を使うとか、台湾風の演出とか、そういうものを予想したのですが、逆に、外国だからこそ、日本を見 せるってのはありますよね。なるほど〜。この「Right Back to You」は私も含め好きな人が多いから、まったく同じことをまたやることが嬉しいんですよね。それに、やった場所が、わりと前のほうだったので、近く見え ました。暗転した中、赤いライトセーバーの動きだけを見せる演出には、大きな歓声が起こっていました。

 この後、なんだろう。ムービングステージで動いた気がします。しかも衣装がはじめてみたもので、黒地に金が使われていました。 「Right Back to you」の後に「PIKA★NCHI」が ありました!オリジナルのふりつき。みたいと思っていたんですよね。しかもムービングステージが動くから、初めて、後ろが側からフリをみたかもしれませ ん。

センターに行ってからは「SUNRISE日本」でした。やっぱり「日 本」かって思ったのでした。相葉くんとニノが花道を通って前にはけたのはいつかなあ。この後、後ろのステージで3人で「Eyes with Delight」。3人が並んであのふりをやるのははじ めてみたので新鮮でした。


 そしてニノと相葉くんが今年使ったラメのコートで前に登場。「君 のがために僕がいる」を歌いながら、ミニトロッコでセンターまで移動。でも、夏コンほど速くはないんです。センターから外周花道を通って後 ろまで。歌は、ほとんど相葉君一人で歌ってました。ニノは歌っていないのか、マイクの調子が悪いのかよくわからないですが。

 翔ちゃん、潤くん、ニノが前から登場し、5人が花道に分かれて「言葉よりも大切なもの」かな。近くに翔ちゃんがいたことしか覚えてないです。 センターは潤くんかなあ。

 後ろのステージで「Pika★★nchi double」を ふりつきで。ひさしぶり〜。遠くからみると、あの派手なラメのコートがなかなかめだってよかったです。

 5人横並びになり、聴いたことのない曲が流れます。そのまま後ろで北京語の挨拶が始まりました。下手の翔ちゃん、大野くんは、一 言一言に台湾のお客さんが反応していて、通じていたみたいです。相葉くんは、MCで名前しか通じないといっていたのですが、やはり通じにくいみたいで、お 客さんから「わからない」という感じの反応があり、何度か言い直してました。ニノもちょっとだけそういう反応があり、言い直して通じてました。最後の潤く んはすぐに通じていて台湾のお客さん、盛り上がってました。最初は「愛してる」って言ったのかなあ。わかりませんが。

 そして始まった曲が「感謝カンゲキ雨嵐」のスローバージョ ン、しかも北京語。これ、すごいよかったです。ニノが日記に書いていた「リメイクした曲」ってこれだと思います。挨拶を必死に伝えようとす る姿やら、この曲を北京語で持ってきたことやら、ほんとに真摯な姿勢に涙が出てしまいました。ムービングステージが動きながら歌い、センターにきたところ でで、普通バージョンに。そのまま前まで移動して、メインステージについたところで、バイバイと言いながらセリが下がっていきました。このとき、曲が終 わっても、まだ少し見えていたのがちょっとおかしかったです。

 *アンコール*
すぐにアンコールの「アラシコール」がかかりました。ほんとにもりあがった感ありましたから。「HERO」はじまり、緑のグッズTシャツをきた嵐くんたち登場。下は今年のア ンコールの衣装でした。上手と下手のゴンドラ、さっきとは反対側に行ってゴンドラに乗ります。首が痛くなってしまいました。次が「ファイトソング」だったのにはびっくり。CDになってないし、テレビだけの曲 だから、台湾の人は知らないでしょう。でも、それなりに、「はいはい」って手を上げてる人がいっぱいいました。最後の縦笛は、メインステージにいた潤くん でした。


 そしてそのまま「WISH」。そっか、まだ 歌ってなかった。この曲、「花より男子」のテーマなわけだから、やっぱりすごくもりあがりました。MADの紹介にもすごく大きな拍手がありました。ほんと にがんばってましたからね。そしていい顔してました。最後に、センターに集合して「俺たちが」ってのを北京語で言ったらしく、お客さんはすぐに「あら し〜」。いやあ、みんなほんとにいい顔してました。今年の夏にはみなかった顔かもしれません。夏は、台湾のことで頭がいっぱいだったかも。

 終われない雰囲気だったので、すぐにまたあらしコールがあり、「ARASH」がはじまりました。ムービングステージに乗って後ろまでいって、 そのまま後ろにおりていってしまいました。そのとき、ニノがセンターより後ろの日本人が多いと思われるあたりで、左腕をまげて叩いて「腕を見せて」といっ たときのゼスチャーをしていました。それは、「みんなの腕のおかげでもりあがったよ」という意味ではないかと思いました。

 いやあ、ほんとにいいコンサートでした。もちろん、夏コンではこういう構成は無理ですが、台湾でのファーストコンサートとして、 あの子たちのこれまでを紹介するのに、ほんとに、いいとこどりって感じになっていてよかったと思いました。単にいいとこどりだけではなく、新しい見せ方も あったりして、ほんとに嵐はすごいなあと思いました。何よりも、台湾でコンサートをやるにあたり、その取り組む姿勢がほんとうに真摯で、誠意がああって、 台湾のファンにも日本のファンにもとても感謝しているという気持ちが伝わってきて、そこに一番、感動したかもしれません。

 もれてることもあると思いますが、とりあえず、こんな感じで。


★ 2006.9.17 ★

 *  まずは訂正。 *

 オープニングはシングルのPV映像の最後、2006の文字が出て、画面には嵐が来そうな雲の映像。そして「大きな嵐が台北に上陸」みたいな感 じの文字が出て、そして5人がポップアップで登場でした。

 「秘密」についていたMADは、亮太、江田、林、松本の4人でした。「いつかのSummer」が始まるまでに4人は花道の上手後方に移動して いて、そこに相葉くんと野田くんが登場し、相葉くんを先頭に、5人が「ジェンカ」みたいに肩に手をのせて、ちょっと踊りながら前方に移動します。これがめ ちゃくちゃかわいかった!!そして、ゴンドラのところで、野田くんと松本くんを残して、3人ははけて、次の大野くんのときに登場していました。このときの MADの衣装は黄色いTシャツじゃないですよ。水色のTシャツの上に白いシャツを着ていたかな。黄色かったら、ほんとにヒヨコみたい。

*はじめに*
 2日目は、スタンドの前の方で、位置は下手のセンターよりも後ろ。前日が、上手のセンターよりも前のアリーナだったので、対角線の位置にあた る感じで、違う角度で観られたのでとてもよかったです。しかも、花道と目の高さが合うスタンドの前の方だったので最高の席でした。そのあたりは日本人のオ フィシャルのお客さんが入ってました。他にも、私たちが前日にいたあたりなどにもやはり日本人チームが入っていました。アリーナのセンターは台湾のお客さ ん。ウチワを上げちゃう人がいるので、ときどき、正面からのカメラの邪魔になっていて、カメラが切り替わってました。ムービングステージの下が台湾のお客 さんというのは正しいと思うけど、ウチワは下げて、って指導したほうがよかったんじゃないかなあ。

 そうそう、台湾では、グッズとしてジャニーズペンライトを売ってませんでした。会場周辺には屋台のようなものが出て、30cmくらいのサイリ ウムの棒を売ってるし、同じ物が会場内でも売ってました。色は3色くらいあったかな。お客さんの多くもそれを持ってました。日本からのお客はペンライトを 持っているから、一目でわかります。サイリウムがおそらく会場の公的な事業になっているので、ジャニーズペンライトを売らないんでしょうね。

 正面スタンドがとても高い位置まであるので、スピーカーの位置もとても高くなっていました。だから、歌う声が低音に比べるとちょっと小さい感 じに聞こえました。

 さて、2日目も、開演前の注意事項のアナウンスをやっているときから断続的な「あらしコール」。起こっては消え、起こっては消えるところが ちょっとおかしい。でもお客さんのテンションがとても高いのはよくわかりました。

*オープニング〜「Lucky Man」*
 オープニングの「ARASHI」での登場がポップアッ プってのは派手でいいですねえ。やはり、初めての地でやるのに、どういう登場がいいか、考えた上でのポップアップなんでしょうね。「♪あらし あらし」の 手のフリは、お客さん、みんな一緒にやってました。大野くんのソロの前、あいかわらず、他の子は後ろから大野くんにちょっかい出してました。

 「サクラ咲け」で花道を回ります。スタンドの前の方だか ら、とにかく近いっ。顔がよく見える。大野くんは綺麗だったし、ニノはかわいかったし、翔ちゃんも綺麗だったし、潤くんは・・・焼けてました。肩の皮がむ けていて、腕と顔の色が違う!カメラが入っていたから、潤くんのメイクが濃かったんです。ニノさえ、うっすら塗ってる感じがしました。目的地についたら白 いコートを脱いで「ハダシの未来」。位置は初日と同じでした。カメラ とっていたから、メインは2日目でも、もしかしたら1日目の映像も使えるように、場所は変えていなかったのかも。私の近く、つまり下手後方に来たのは相葉 くん。相葉くん、白いコートの下の「テ・アゲロ」の衣装、最初から前を止めてませんでした。やっぱりサイズが合わなくなっちゃったんじゃないかな。肩もパ ンパンだし。スタンド側を向いて歌ってました。このとき、正面スタンドの上の階のお客さんもみんなフリをやってました。言葉は違っても、こうやって一体に なれるんですね。

 センターに移動して「Lucky Man」。間奏で一言 ずつ挨拶。やっぱり名前を言っていたのですが、途中から、各自、「僕は」だけ自分で言って、名前の部分はお客さんに言わせていたかな。それはMCのとき だっけなあ。翔ちゃんは北京語でしゃべって、ニノは日本語。相葉くんは「いぇ〜ぃ」のコール&レスポンスだったかな。「いぇ〜い」って、どこでも通じて便 利だなあって思ったのでした。最後はメインステージに戻って踊ってから、横長のセリに飛び降りました。あのセリも、深く飛び込むように見えるけど、実は浅 くて狭いんですよね。

*「COOL&SOUL」〜「Top Secrest」*
 そして「COOL&SOUL」「I want somebody」。「COOL&SOUL」、「眠る カラダも起きた」のあたりの翔ちゃんの動きは、日本よりもちょっと控えめだったかな。「I want somebody」の千手観音みたいなところの写真が台湾の新聞に載っていて、「千手観音」って書かれていたのがおもしろかったです。

 「a Day in Our Life」になると、セン ターでムービングステージが一度下がります。コール&レスポンスはいつもよりちょっと長めだったかも。1日目はよくわからなかったのですが、スタンドのお 客さんもちゃんとやってました。そうそう、メインステージのディスプレイの下のLEDの部分に「Way」「うえ」「ねえ」「Someday」って出てまし た。初日も出ていたのかなあ。大野くんと潤くんのメロディーが終わったところで、ムービングステージがもう一度上がって、後ろまで移動しながら歌ってまし た。大野くんと潤くんは、普通に並んで立って歌ってました。そういえば、全体的に、肩を組むとかはあっても、ちゅーとかはしてなかったですね。お国が違う んで、変に思われるといけないからかな。

 最後の方で花道に散りますが、立ち位置は、「ハダシの未来」のときとはちょっと違いました。私の前のニノだけかもしれないけど。そう、目の前 がニノだったんですよ。ニノが、それまでのヒョウ柄の衣装を引き抜いて、かわいい白い衣装になるのを目の前で見ちゃいました。かわいい〜〜。そして「アオゾラペダル」ですよ!!もう、どうしましょっ。小さい手の動きがなんてか わいいんだ!!もう、犯罪的っ。あの首の傾げ方とか、絶対、確信犯ですね。自分がかわいいの、わかってやってますよね。それにしても、「Cool & Soul」からのヒョウ柄の衣装のズボンって、引き抜くように作ってなかったと思うのですが、作り直したんでしょうかね。

 ニノは、途中で、立ち位置に近い、下手後方の階段からはけていって、他の子は立ち位置を変わります。翔ちゃんはソロがあるから、センターにい たような気がしますがどうだっただろう。たぶん、相葉くんは次の出があるから、上手側でしょうね。たぶんですが。

 そして後ろのステージで「秘密」。ニノの衣装は 「One」のときと同じです。この曲、日本と同じようなところで歓声があがるんですよ。日本のお客さんも多いことは間違いないけど、台湾の人は感覚が似て いるのかなあ。M.A.Dの子たちも、思いっきり笑顔で、めっちゃかわいかったです。が、松本くんは、まだ、あの曲をめいっぱいかわいく踊るという覚悟が 足りません(笑)。ちょっと恥ずかしそうでした。

 暗転して、花道上手後ろの出入り口から相葉くん登場で「いつかの Summer」。衣装がほんとにかわいい。このときのジーンズの短パン、台湾の新聞に出ていた、翔ちゃんとマッサージに行ったときの写真で もはいてました。上手花道を前の方に歌いながら移動していくのですが、肩にM.A.Dがつかまっているのがめっちゃかわいい。途中で野田くんも加わって5 人。よくもあんなにかわいいフリを思いつくなあ。今年の夏コンでも翔ちゃんんとのバージョンという形でみせた曲を、また違う感じでってところがすごいで す。途中から、ゴンドラが上がって歌います。サビのところでお客さんが「♪ひゅ〜〜 ひゅ〜〜」ってやるところ、3階のスタンドの方からも「♪ひゅ〜〜  ひゅ〜〜」って聞こえました。

 相葉くんのところが暗くなるかならないうちに、センターステージに大野くん登場。「Top Secrest」。最初は川村くんとTJだけが立っていて、他の子は 小さくなってます。2日目は、センターステージよりも後ろだったので、この曲を堪能できました。大野くんのダンスがあまりにすごくて、ところどころ、鳥肌 が立ったし、涙も出てしまいました。で、私が鳥肌が立ったのと同じタイミングで、台湾のお客さんからも歓声が上がるんですよ。バレエもそうだけど、ダンス のすごさって、国や民族をこえて、誰に対しても伝わるんだなあって思いました。嵐が台湾で人気があるのは、「Cool & Soul」の見せ方みたいなカッコよさとか、こういうダンスのすごさとか、言葉を超えて伝わる物があるからかもしれません。

*「La Tormenta」〜「きっと大丈夫」*
 暗転するとすぐに、メインステージの左右に翔ちゃんと潤くんがポップアップで登場。あのピンクの蛍光のスーツ、すごい目立ってよかったです。「La Tormenta」の前奏を二人で踊るのがほんとにかっこよかった。潤 くんが前のムービングステージの位置に出て、翔ちゃんが後ろで歌ってました。ニノは、この日もバック宙をしたのですが、着地でちょっとよろけてヒヤっとし ました。ニノが相葉くんのことを歌うとき、下手上段に出てきた相葉くんは、何をしていたんだろう。ついつい画面を見てしまって、覚えてないです。相葉くん が大野くんのことを歌うときは、大野くん、「ロマンス」みたいなフリをやってました。最後は、大野くん以外の子は、メインステージの下、4カ所からポップ アップで再登場。その場で最後のところを踊ってました。

 「Carnival Night part2」の「C, A,rni,val,Night」のところ、嵐くんたちはみんなしっかり歌って、そのかわり、ディスプレイの上部のLEDのところに「C A RNI VAL NIGHT」と文字が言葉のリズムに合わせて、順番に出るようになりました。これは1日目はなかったと思います。花道に移動を始める2回目の「C,A, rni,val,Night」のところでは、潤くんは「C,A,rni,val,Night」の方を言ってたかな。最後の方は一番後ろに集合して、踊らず に歌ってました。

 そして後ろから「きっと大丈夫」。1日目のレポにも書き ましたが、この曲、歓声が大きいんですよ。好きなのかなあ。私も好きだけど。ムービングステージが動きながらの「きっと大丈夫」は、夏コンではなかったか ら、台湾で見たのは新鮮でした。

 *MCと大宮SK*
 翔ちゃんがまずは、たぶん「僕たちが嵐でーす」と言った後、「僕が櫻井翔です」と北京語で。次、大野くんは「僕が」まで自分で言って、マイク をお客さんに向けるとお客さんが、たぶん、「大野智」。一文字ずつ区切って言うので、3文字の子か4文字の子か、聞いていてもわかりました。最後の潤くん は、「僕が」ではなく「僕らが」という音を言ってしまったらしく、翔ちゃんが「それじゃ、俺ら、全員、松本潤にだろ」とつっこみ、日記の方に書いたとお り、すかさず、翔ちゃんから順番に「僕が松本潤でーす」と全員が言い、最後に「僕たちが松本潤でーす」と言ったんです。北京語で冗談を言えるなんて、なん てすごいんだって思いました。ほんとに勉強したんですねえ。

 それから翔ちゃんが日本語で「僕ら、台湾に来てからずっと、ショーロンポー、ショーロンポー、ショーロンポー、って、ずっとショーロンポー食 べてます。」って言ったのですが、「ショーロンポー」と繰り返すだけで、みんな笑ってました。意味はわかるんでしょうね。

 前に台湾に来たときの空港での出迎えのすごさについてまた話していて、サンダルがその場に残っていたということで、そのときの状況を実演。こ れも、言葉ではなく通じるための工夫なんでしょうね。翔ちゃんとニノが嵐くんの役、潤くんがファンの役をやって、「ショウくーん、ショウくーん」「ニ ノ〜」「ニノ〜」と通り過ぎた後に、翔ちゃんたちが床を指さして「サンダル!」という感じ。これもウケてました。そして、「今度から、スニーカーかブーツ で来た方がいいよ」と言ってました。このへんの話は、実は微妙ですよね。日本では、こういうことしたらあの子たちに怒られちゃうわけだし。

 そしてアジア弾丸ツアーの映像を見てください、ということで、そのときは「ARASHI」がバックに流れます。確かに、台湾の空港での映像は パニック状態。嵐の子が映ってなかったりします。そして記者会見の最後は、台湾のファン代表の質問で「大宮SKはくるんですか?」(たぶん)。それに対し て嵐の子たちは「それが最後の質問ですか?」って言ってたみたいです。1日目もこの映像は流れて、大宮SKの後のMCで、潤くんが「最後の質問なのに、こ の3人(潤くん、翔ちゃん、相葉くん)には答える権利がないんだよ。」と言ってましたね。

 そして「夏祭!男祭!大宮祭!」に相当する、北京語の歌が流れはじめ、大宮SKがメインステージ上手に登場でした。「How'S」のときは 「相葉祭!」っていうフレーズがありましたが、今回は、そこはなかったです。しかし、この大宮SKを北京語にしたってのがすごいですよね。日本語でも「ほ んのりごめんね」とか、普通の日本語では使わないフレーズが多い歌詞なのに、よくも訳せたものです。ニノが「爆笑王」と書かれたUnited Daily Newsの解説部分には、「大宮SKを2回やって、両方とも大爆笑をとっていた」と書かれていました。二人の動きの完成度が高いから、「How'S」のと きも何度見てもおもしろかったし、それは台湾の人にとっても同じなんですね。そして、最後、1日目は下手の方に歩いていって、何か撃つ動作をすると、とん でもなく離れた真ん中で花火が上がったのですが、2日目はメインステージの奥の方にいったら、下から迷彩色のバズーカが登場。初めて見たものでした。そし て最後は、夏コンと同じように、センターで構えてそれを撃つと、後ろからしょぼ い花火。いやあ、おかしかった。そして何か、かけあいをしながら下手の方まで歩いてはけていったのでした。この掛け合い、なんて言ってたのか、そのときは わからなくて残念。

 「DAYS」の衣装に着替えた3人が出てきてます。翔ちゃん「あのバズーカ、台湾のスタッフが徹夜で作ってくれたの。二人とも大喜び。」それ から「最後の『○○』『△△』をずっと練習してた」と言ってました。さらに、相変わらず「どうしてこんなにウケるんだろう」という感じのことを言ってまし た。「すごいよね、大宮SK、世界デビューだもんね。」とかね。そして翔ちゃんが「もう一度聞くけど、あれはかっこいいの?おもしろいの?」と言うと、会 場からは「かっこいい」という大きな声。翔ちゃん「価値観の違いだ。日本だとあれは、おもしろい、なんだけど、こっちだと、『かっこいい』なんだ。」はは は。実際は、みんな笑ってるから「おもしろい」もかなり大きいんでしょうけどね。

 大宮の二人も出てきて、なんて掛け合いをしていたのか説明します。「兄貴」「子分」と言っていたんですって。昨日、それを覚えてからずっと練 習していて、ホテルのエレベータの中でもずっと言ってたら、ホテルの従業員の人が最初は変な顔をしていて、それじゃダメかと思ったけど、そのうち笑ってく れたので、これはいける、って思ったんだそうです。しかし日本人が「兄貴」「子分」ってずっと言ってたら、そりゃ、おかしいよね。

 (ものすごい余談ですが、台湾には、日本の植民地時代にヤクザが入ってきたそうです。私が台湾に行く前に見直した「悲情城市」の主人公の家は ヤクザで、長男が家をついでいて、ヤクザ同士の抗争も出てきます。「兄貴」と「子分」は「悲情城市」の中にも出てきたかもしれません。主人公は、この家の 四男で、ヤクザではなく、家を出て写真館をやっていて、友達が台湾での革命運動に参加しています。彼は聾唖なのですが、台湾語をしゃべれない香港人のト ニー・レオンが演じたのでしゃべれない役にしたのだそうです。)

 それから、とにかく、お客さんがすごくのってくれるし、MCの日本語もわかるような感じがあるので、まずは「日本での嵐のコンサートに行った ことがある人?」と聞いたら、かなりたくさん、手が上がっていました。1/4くらいはいたかなあ。スタンドの上の方にはあまりいなかったから、もう少し、 少ないかなあ。そして、「初めて嵐のコンサートにきた人?」と聞いたときに手を挙げた人は同じくらいだったかなあ。2日目だったから、初日に聞いたら、 もっと多かったかもしれませんね。グッズ売り場が2日目はすいていたので、2日間とも入った人が多かったんだと思います。

 そして、それをふまえ、ゲームニッキに書かれていた、ニノちゃんの質問が出たのでした。日本語は自力で勉強したという話ですね。

 植民地時代の日本語教育で、ある程度の年齢の人は強制的に勉強させられたことを今でも覚えているでしょうが、若い人は違いますもんね。でも台 湾は、レストランなどはどこに行っても、日本語がある程度通じる感じがありました。植民地だったといっても、韓国や中国のように侵略と虐殺が行われたわけ ではなく、条約で日本領土になった経過があり、50年以上に及ぶ日本の教育、さらには戦後の中国本土との関係などもあり、台湾は基本的には親日的なので、 日本語を学ぶ土壌はあるんですよね。それにしても、みんな、すごいエネルギーですよねえ。私にはできないなあ。

*「台風ジェネレーション」〜「tell me」*
 さて、次は5人の歌をってことで、「台風ジェネレーション」。これもお客さん、大喜び。曲の後半で、大野くんと潤くんが上手花道に、翔ちゃ ん、相葉くん、ニノが下手にいって、ゴンドラに乗って上がってました。下手のゴンドラは、一番後ろ側にニノ、真ん中が相葉くん、前側が翔ちゃんでした。本 当は、後ろの方の高いスタンドの方に行きたかったんでしょうが、スーパークレーンを持ってきたり、他の方法は使えなかったんでしょうね。

 そしてゴンドラが上に上がった状態で「Blue」が始ま りました。会場全体をかなり暗くして、宙に浮いているゴンドラの一人ずつにスポット。とても幻想的でした。一人ずつの陰が客席にできていたのもステキでし た。2番の途中からゴンドラがおりてきて、翔ちゃんは途中ではけます。翔ちゃんが途中ではけないといけないから、最初からゴンドラが上がってるんですね。 曲が始まってからだと、あまり上にいられないですもんね。そういう長さもすごく計算されているんだなあと思いました。他の子は歩いて花道を移動、下手後ろ 側は相葉くん、前側がニノだと思います。私の席よりも後ろ側に相葉くんがいて、スタンド側をずっと向いて、暗い中、スポットが当たっていました。ずっと横 顔を見ていたのですが、もう、ほんとにうっとり。綺麗でした。曲が流れている間は絶対にお客にサービスしたりせずにおすましだったのですが、照明がおちた とたん、目の前のお客さんに手を振ったり、ピースしたりしていました。曲の間は、そういうことはしない、って決めてたんですねえ。男前!!相葉くんは、そ のまま、花道の出入り口からはけていきました。

 間髪入れずに「Unti Unit」。翔ちゃんもガツガ ツ踊るけど、MADの振り付けがOneのときとは変わったが、ものすごくかっこよくなりました。最初のレポでは、「MADが上手から順番に倒れていくとこ ろ」と書いてますが、間違いでした。横1列にうつぶせの状態から、順番に起きあがっていくんです。あと、全員でバック転もやっていたと思います。翔ちゃん もすごい足が上がっていたし、迫力ありました。

 続いて「tell me・・・」。アリーナ席内のムービ ングステージのレールの間に出てきました。手にしていたのは、スモークではなく、花火がでるものでした。そんなものお客には向けられないから、上にむけて ました。センターステージは、夏コンよりも広く作ってあり、前方半分がメッシュになっていて、スモークが出るようになってました。衣装は、夏コンのときの ほうが曲にあってる感じで好きだなあ。ギターのところで野田くんが出てきますが、友達曰く、さすがに、ニノよりは見せるギターワークがうまいと。 Questionsでの経験が役だってよかったですよね。野田くん、めっちゃかわいかったです。潤くんの高速トロッコにも歓声があがってました。潤くんと 野田くんが背中合わせになったりしても、画面の中央には潤くん。野田くんは、うまいぐあいに存在感を出しつつ、かと言って出過ぎず、すごくいい感じにやっ てました。潤くんも野田くんも楽しそうでした。

*「Right back to you」〜「感謝カンゲキ雨嵐」*
 暗転すると、すぐに遠くから合戦の声。画面とLEDには朝焼けの映像。そして法螺貝の音。そうでした、「Right back to you」の和風バージョンは、合戦の声で始まっ たのでした。2日目は全体を遠目に見ていたのですが、1日目は目の前に相葉くん。暗い中、じっとこちらを見ていて、目が合っているような錯覚にドキドキ。 最初はずっとキメ顔をしていたのですが、途中から、恥ずかしくなってきたみたいで、笑ってしまっていました。去年もそうでしたねえ。前奏の終わりに4人が メインステージに集まってきて、センターの奥から潤くんが登場すると歓声と拍手が起こりました。私はこのバージョンは、翔ちゃんの動きがすごく好きでし た。全体的に、腰がちゃんと落ちていて、少しでも剣道をやっていたこは違うなって感じてました。相葉くん、どうしてもバットになっちゃうし。真っ暗にして ライトセーバーだけを見せるときの歓声がまたすごいの。これを台湾に持っていったのはほんとに大正解ですね。これは欧米でも受けそうだなあ。

 暗くなって着物の衣装を脱いで「PIKA★NCHI」。 このときの黒と金の衣装、初めてみたと思います。上はベストみたいになっていて、翔ちゃんか潤くんのは長かったです。相葉くんはフードがついてました。 「PIKA★NCHI」のオリジナル、嬉しかったなあ。「Cool & Soul」の踊る部分のふりつけ、どこかで見たことあって、「PIKA★NCHI」かなあとずっと思っていたのですが、やっぱりそうでした。それにしても 「PIKA★NCHI」はほんとに複雑なふりつけですね。見られて良かった!そうそう、会場の台北アリーナ、アリーナが狭いので、スタンドからセンタース テージが近いんですよ。だから、センターステージやムービングステージで踊るのがとても近く見えました。ムービングステージを動かしながらで、ほぼセン ターにきたときに、やっぱり間奏になるように動かしていて、センターでステージの動きはとまりました。久々に見て、あの5人並んで前に片足を出して乗り出 すところ、すごい迫力でゾクゾクしました。あとはサビのあたりの足の動き。すごいなあ。

 そしてセンターステージで「SUNRISE日本」をはじ め、途中から花道に。終わるときに相葉くんとニノは前からはけて、3人が後ろに残って「Eyes with delight」。MADは後ろ半分の位置に左右4人ずつ かな。私の近くきたのは亮太くんだったか、江田くんだったか。遠くの嵐よりも近くのMADを見てました。だってかわいいんだもん。

 夏コンのラメのコートの相葉くんとニノが前から登場し、「君のために僕 がいる」。相葉くんが下手側、ニノが上手側の通路をトロッコでゆっくり移動。ニノが歌ってなくて、相葉くんソロ状態でした。センターでト ロッコをおりて、相葉くんが上手の花道で後ろに、ニノが下手の花道に。前に移動したかもしれない。翔ちゃん、潤くんは前から登場、大野くんはもしかして後 ろから出てきたのかなあ。つぎの「言葉よりも大切なもの」のとき、私 の近く、つまり下手後ろには大野くんがいました。センターに潤くんがいたような気がします。そこの位置にいくまでに、ぐるっと歩いたかもしれないので、誰 がどう動いたのか、ちょっとわかりません。上手前は翔ちゃんでした。

 後ろに集まって「Pika★★Nchi double」 になります。1日目はラメのコートのまま踊っていたのですが、2日目は、この前にラメのコートを脱いで、水色の「Lai Lai Lai」の衣装になってました。ラメコートを脱ぐタイミングを変えたのは、次の、北京語の挨拶へのつなぎをスムーズにするためかなあ。

 そして5人並んで、スローな曲が流れ、北京語の挨拶になります。WSで流れたから意味もわかりましたね。あの場でわかりたかったから、北京語 を勉強していけばよかったと後悔しました。5人が横並びで、下手から翔ちゃん、大野くん、相葉くん、ニノ、潤くん。挨拶もこの順です。しゃべる子だけア リーナ側を向いて、他の子はスタンド側をむいています。2日目は、相葉くんの挨拶も、ちょっとは通じるようになっていたかも。

 潤くんが「この曲をみなさんにささげます」と言って、北京語の「感謝カ ンゲキ雨嵐」スローバージョン。一番上手で最後に挨拶をした潤くんと大野くんが背中合わせに立っていて、出だしは二人で歌います。つぎに、 下手の翔ちゃんと相葉くん。翔ちゃんが相葉くんの腰を抱き、相葉くんは翔ちゃんの肩を抱いて、すごく仲良しに、途中、顔を見合わせながら歌っていました。 そして大野くんはソロですが、ほんとにいい声で惚れ惚れ。大野君が歌っている間も、相葉くんと翔ちゃん、お互いに顔を見合わせてアイコンタクト。あの子た ち、歌いながら顔を見合わせて、「やったね」という感じの顔をしていて、それがすごくよかったんです。あの子たちが北京語で歌っていると、お客さんの中か ら北京語の歌が聴こえて来て、あの子たちが顔を見合わせている様子と、お客さんの北京語の歌が一緒になって涙が出てしまいました。

 大野君ソロが終わったあたりから、スローバージョンのままムービングステージが動きだし、センターにつくころに普通バージョンに。普通バー ジョンになってからは、大野君や潤くんは、ムービングステージ上で真下を覗き込むようにしていた気がします。メインステージまで移動して、大きく手を振っ て、セリに下がっていきました。

*アンコール*
 その後のアラシコールの大きいこと!!耳が痛いほどのアラシコールなんて、初めての体験でした。1日目よりも2日目の方が声が大きかったん じゃないかなあ。あのアラシコールにはあの子たちも感動したと思います。じきに出て来て「HERO」でゴンドラがあがり、降りて来て「ファイトソング」さらに「WISH」。花道をそれぞれが歩きながら、すれ違うときに、タッチするんで す。いつものコンサートでも、スキンシップが多い嵐くんたちですが、この日のタッチはまた別の意味があったんじゃないかな。ベタベタってよりも「やった ね」という感じがしました。スタンド前の方から見たあの子たちは、ほんとに充実感でいっぱいの、ピカピカの笑顔でした。最後は前のステージで、MADの紹 介をして、「俺たちが」を北京語で言って、お客さんが「あらし〜〜」とやって、左右にはけていきました。

 またまたアラシコール。こんども大きな声でした。わりと長くやっていて、ようやく出て来て「ココロチラリ」。花道を回ってから、「ARASHI」がかかり、その頃、翔ちゃん以外はムービングステージに集まっ ていたのですが、翔ちゃん、忘れていたらしくて、なかなか戻らなくて、潤くんが翔ちゃんの方をチラチラ見てました。翔ちゃんは、下手の花道の真ん中あたり で、スタンドの遠くの方にアイソをふりまいたりしてました。そして翔ちゃんが来るのを待って,ムービグンステージが動き出します。ここでいきなりムービン グステージだと寂しいので、最初に「ココロチラリ」で花道を回ったんでしょうね。そしてムービングステージにみんなが揃ったときに、「ARASHI」が北 京語バージョンになります。北京語は「♪You are my soul soul」から「ARASHI ARASHI  for dream」だったのですが、それでもお客さん、大喜び。台湾の新聞には「誠意」と書かれていました。そして北京語の後は、日本語に戻って翔ちゃんのラッ プ。最後の方は、大野くん、いつもよりもお客さんに歌わせていましたね。最後の「for dream」のソロには会場から大きな拍手。 そのまま、手を振りながら、後ろにはけていきました。

 1日目はここまでで終わりで、2日目も会場アナウンスが入りましたが、なりやまない「アラシコール」。実は、花道の下を見ていたら、中を通っ て前に戻るのが少しだけ見えました。ってことは、次は前から出るなあと思ったのですが、お客さんのほとんどは、去っていった後ろをみてましたね。かなりな がく、そして大きなアラシコールが続き、ようやく前のステージに嵐くんたちが出て来て、潤くんが一言挨拶をして、それだけで終わりそうという雰囲気を出し てから、「もう1曲」と言って「五里霧中」。この曲はちょっと意外 だったかな。「ココロチラリ」やっちゃったからどうするのかと思ったんですけどね。手のフリが簡単だからかなあ。で、私自身、スタンドの前の方なのに、こ の日は全然、相葉くんからお手フリをもらえなくて、失恋したような気持になっていたのですが、このトリプルアンコールのときに、真正面に来て満面の笑みで ピースしてくれたので、不覚にも涙が出てしまいました。その前の「感謝カンゲキ・・・」あたりから泣いていたからというのもあったんですけどね。あんな笑 顔というのもあんまり見られないと思いました。相葉くんに限らず、ほんとにみんないい顔してました。

 そんな感じです。


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