●「シブヤから遠く離れて」ネタばれBBSログ●
2004年3月9日〜4月11日 「シブヤから遠く離れて」のネタバレBBSのログです。
書き込みは上から時間順に並べ替えてあります。
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開設しました 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月 9日(火)00時18分45秒
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私がここにくるのは、自分が観てからになりますが、
その前でも、たくさんの書き込みをお待ちしています。
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感想 投稿者:スゥ 投稿日: 3月 9日(火)14時41分7秒
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こんにちは、いつもROMさせていただいてます。
カキコさせていただくのは初めてです、よろしくお願いします。
舞台、3公演を観てまいりました。
内容は分かりにくいけれど、難しくは無い?のでは無いかと思いました。
多分ですけれど。
母親の望む息子になれなかった少年と、母親のような優しい母親になれなかった女の話なんですね。
どちらも不完全な二人が出会って、未来の無い二人が明日の事を語り合う。
その矛盾性が面白いなと思いました。
楽はきっと素晴らしいものになると思います。
あと、舞台なのにバーチャルな感覚がする、不思議な舞台だなと。
ホント後から、じわじわ来ます。
あくまでも、勝手な感想ですが。
皆さんの感想を聞かせて頂くことを楽しみにしています。(^^)
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感想を書くほど理解できなかったけど 投稿者:しの 投稿日: 3月11日(木)00時09分27秒
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スゥさん、こんにちは。
まだ1回しか観ていなくて、もう一度観てから書き込もうと思ったのですが、
なかなかどなたもいらっしゃらないので。
1回観た感想は、難解!でした。もう一度観れば変わるかしら?
でもニノは本当に素晴らしくて、舞台上でも堂々としていました。
脇では、勝村さんがよかったです。勝地君も17才とは思えないほど、
ストレートだけど、しっかりした演技でした。
Eマガジンでニノがナオヤについて、「過去に何かがあった、何かを背負っているという
役ではありません」と言っているけれど、「嘘じゃ〜ん!」と突っ込みましたよ。
最初に登場したときはごく普通の青年で、ケンイチとも穏やかに友だちとして
話していたのに、だんだんと心の闇が浮かび上がってくる、その後の、ケンイチと
それ以外の人に対したときの違い、その対比が見事だと思いました。
笑っているのだけれど泣いているように見えたり、
泣いているのに笑っているように見える、
その泣き笑いの間を行き来するような場面が圧巻。
最後の小鳥を放つシーンに、スマファンとしては、おお、デジャブだ!
と、看護婦さんやら、空星のことなどを、思い起こしておりました。
皆さんの感想をぜひお聞きしたいです。
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最初の感想 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月15日(月)02時01分30秒
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「隠れる女」のトラウマがあって、不安でしたが、おもしろくみられました。
どれほど理解できたかどうかは、わかりませんが。
そう、最初の方で「なにやってるの?」って言われたキョンキョンが「隠れる女」っていうのは、
彼女が前に出た岩松了の作品のタイトルなので、私はちょっと笑ったのですが、誰も笑ってなかったなあ。
あらためまして、スゥさん、いらっしゃいませ。書き込み、ありがとうございます。
たしかにバーチャルな感じはうけました。
だって、ケンイチくんは死んでるわけだし。
でも、だからといって、オカルトなわけでもないですもんね。
しかし、まだまだ読みがたりないのか、理解がたりないのか、
スゥさんがおっしゃるような、
「母親の望む息子になれなかった少年と、母親のような優しい母親になれなかった女の話なんですね。
どちらも不完全な二人が出会って、未来の無い二人が明日の事を語り合う。」
というところはくみとれませんでした。
「若きウェルテルの悩み」からのイメージで、ケンイチくんのおかあさんとナオヤの関係が、
ウェルテルだったんだろうなあと思ったのですが、
それは解釈として間違ってますか?
それ以上、その関係の意味までは今日みただけでは思いつかないです。
もう、全体像を解きほぐすのにいっぱいいっぱいでしたから。
幸いなことに、明日もみられるので、あしたみたら、またきますね。
それにしても、鳥が苦手な私には、ラストの鳥をはなすのはかなり恐怖でした。
こっちにきたらどうしよう、って固まってしまいました。
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「椿姫」 投稿者:もえぎ@昼休み 投稿日: 3月15日(月)12時46分7秒
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昨日かってかえった戯曲を読んだら、マリーは「渋谷の椿姫のイメージ」なんですね。
それは、みているときには気づきませんでしたが、
言われてみればたしかに、マリーの状況設定は椿姫に近い。
アルマンに相当するのがアオヤギ、その父が彼女に「別れてくれ」といい、さらに妹もいる。
だからといって、マリーの感情の動きがヴィオレッタと同じなわけではないのですが、
椿姫だと思うと、やはり最後は死んじゃうよな、という展開も頷けます。
アオヤギが「田舎にいこう」というのは、オペラだと、4幕で瀕死のヴィオレッタに同じような
ことを歌いかけるシーンを彷彿させます。
ということで、今日は、「椿姫」をイメージしてみてみたいと思います。
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勉強は若いうちに、か…… 投稿者:ぽれ. 投稿日: 3月15日(月)23時34分59秒
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皆さん、こちらでははじめまして。ぽれ@古典苦手っ子です。
若い頃、ちっとも古今の名作に親しんでこなかったので、
今さら「ウェルテル」を読み始めていたり。
「椿姫」にしろ、「ウェルテル」にしろ、
登場人物のイメージとかなり具体的に被るので、
やや倒錯した出会いなのかもしれませんが、今さら楽しい文学少女です。
私も、初見からはや4日経つのですが、ちりちりしっぱなしです。
んで、やっぱり考えていて一番楽しい(…のか?)のは、
ケンイチとナオヤの関係性だったりします。
例えば、ナオヤとケンイチママンって具体的にどんな関係だったのかとか
(私的には、ナオヤの一方的な思い込みによる恋慕だと思うのですが)
ケンイチはケンイチで、ナオヤに屈折した感情を抱えていたふしがあって(死ぬ前からね)、
そのへんの事情とか……
とはいえ、自分的に、答えは出てないんですけど。
つか、シナリオ本がやっぱり欲しい。こないだ、うっかり見落としてたんですよ。
とにかく語りたいことが多すぎて、どこから話はじめればいいのやらなので、
他の皆さんの、謎語り萌え語りをたくさんお伺いしたいです。
>もえぎさん
鳥、私の時には超低空飛行で、舞台の上に降りたので、
カーテンコールでにのみをはじめ、みんな踏まないよう、
そーっとそばを通ってましたよ。何だかほほえましかったです。
http://www.h4.dion.ne.jp/~porepore/top/index.htm
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あと何回観られるかしら 投稿者:しの 投稿日: 3月16日(火)00時09分47秒
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私も買ってきました、「ウェルテル」。若かかりし頃持っていた本は、とっくに処分
してしまったので。
初見から2回目観るまでの1週間の長かったこと、長かったこと。
やっと2回目と3回目を観ることが出来て、とりあえず、
1週間の胸のつかえがおりました。
ナオヤとケンイチのシーンは、常に1対1だから、お互いの関係、立場が微妙に
変わるところが浮き彫りにされて、若い二人のやりとりは見事ですね。
今私の頭に焼き付いているのは、最後の方のマリーとナオヤが
お互いの頬をふれあうシーンです。
何せ、前から2列目だったんですよ。優しくて、ほんのわずか微笑んでいて、
幸せそうで、少年のようなナオヤの顔がすぐそこに。
遠くから観ていたときは、そこは切ない、行き場のない、悲しい愛を確かめる場面に
思えたのですが、どうにもあのナオヤの顔を見たら、「魂の救い」という
言葉がぴったりのような気がしたのです。
だから最後は決して悲しくはないのかなあと思いました。
日曜マチネで、客席におりた鳥を取りに行ったきょんきょんをニノが舞台上で
待っているとき、音楽に合わせて、右に左に揺れているのが、最高にかわいかったです。
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2回目をみて 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月16日(火)03時02分44秒
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正直、ラストはよくわかりません。ナオヤが救われるのかどうかとかまで考えが及びません。
私には、ラストにマリーが登場したとき、それは、マリーであるだけでなく、
「ケンイチくんのお母さん」でもあるんじゃないかと思いました。
それは最初にみたときから。
「これくらいの年令の子は難しい」みたいなことを言うあたり、
マリーの言葉ではなく、ケンイチくんのお母さんみたいだなって思ったんです。
ラストのマリーの衣装は、死んだときのものではないですよね。
最初の衣装。それって、どういうことなんだろう。
ラストにいたる過程については、
「犠牲」とか「明日」とか、キーワードはいっぱいありますよね。
「椿姫」との関連で言うと、キャラとしては、オペラとはみんな全然違います。
アオヤギさんの一途さだけは、アルフレード(小説ではアルマン)に通じるものがあるかな。
でも、オペラのアルフレードはもっとアホです。
アオヤギさんの家族に関して、たしかにオペラと同じ設定になっていますが、
岩松了が、それほどオペラや小説を意識していたわけではないんじゃないかなあ。
あくまで「トラヴィアータ」としての「椿姫」のイメージではないかしら。
戯曲の最初のほうに「蝕まれいくわが身をもてあます」女とあるのは、
そういう意味かなあなんてね。
オペラ「椿姫」では、ヴィオレッタはアルフレードと出会って恋に落ちたときから胸の病気ですが、
パパに説得されて身を引いた時点で、自分が死ぬ運命にあるとまでは意識していないような気がします。
はたして、マリーは最初から死ぬつもりだったのか?
その行動は、自ら危険を招いているようにもみえるし、「ひっこみがつかねえ」からというだけの理由なのか・・・
アオヤギパパの前でお金に火をつけたのは、「お金目的で別れない」という意思表示?
ぽれ.さんのおっしゃる、ケンイチくんとナオヤとの関係については、
「友だち」以上のことは考えませんでした。
最初から「ケンイチくんのお母さん」というセリフに重みがあったので、これは特別だろうと。
ただ、ケンイチくんとの関係も、普通の友だちじゃあないですわね。
じゃあ、なんだろう。意地悪したのは嫉妬?(←今、思いついたでまかせです。)
ああああああああ!!!!!
もうね、わからないこと書き上げるとキリがないんです。
よくも、そんなにわからないのに、「火傷した」とか言えると思われるかもしれませんが、
とにかく、部分部分で、それぞれの痛みを感じるんです。それぞれの相手への思いを感じるんです。
そして、これが大切なんだけど、とにかくニノがすごい。
私の火傷は、主にニノによってもたらされていますね。うん。ナオヤの痛みがそのまま痛い感じです。
つまり、この芝居を見終わった後も、ナオヤの心が痛いように自分も感じているということは、
しのさんの疑問に答えるようにいうならば、「救われてない」ってことなのかもしれません。
今日、見終わった後、フナキはマリーを好きなのか、ということを話し合ったのですが、
いちいちムキになることといい、やはり好きなのだろうという結論です。
マリーの「役に立ちたい」から、ピストルを持っている。
それだから、人を殺したことがあるナオヤにすがる、みたいな気持ちもある。って感じで。
勝村さんとニノのシーンが私はとても好きです。
とりあえず、「若きウェルテルの悩み」を買わなくちゃ。
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ちょっとおちついたので 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月17日(水)01時43分3秒
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昨日、おとといは、思いつくままに疑問を書き散らかしてしまって、
そのせいで、かえって、みなさんに混乱を与えてしまったような気がします。
申し訳ありません。
「椿姫」のことは、たぶん、この芝居を理解するのに、本質的な問題ではないように思います。
私が書き散らかしてしまったようなことを知らないと理解できないのか、と
心配されてる方もいるかもしれないので言っておきますが、
正直、「椿姫」を知っていてもあまり理解の助けにはなりません。
現に、私はこんなだし・・・
この芝居、ほんとに見る人によって感じ方やとらえ方が違うと思うので、
ぜひ、みなさんの思いを知りたいです。
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ぶどう 投稿者:しの 投稿日: 3月17日(水)07時14分58秒
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気になるところは一杯ありますが・・・。
「ぶどう」にキリスト教的な意味をみるべきかどうか。
ぶどう → ぶどう酒 → キリストの血 → 自己犠牲 → 救い
となるのですが。
ぶどう酒という言葉はアオヤギが言っていますよね。
アオヤギは登場人物の中で唯一と言っていいくらい、
言葉をストレートに受け取っていい人物ではないかと思うのです。
アオヤギのせりふに鍵があるかなあと思い、脚本を読み返してみようと
思っています。
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うう、そんなところにも・・・ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月18日(木)01時10分9秒
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ぶどうかぁ・・・・
コンビニにぶどうなんてないだろ、ファミマならあるかしら、なんて思いつつ、
ぶどうである必要性を考えたしていました。
バナナやリンゴよりは、話は展開するかなとは思いましたが・・・・
おっと、Dの嵐がはじまりました。
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ハジメマシテですが。 投稿者:イカル 投稿日: 3月19日(金)18時15分58秒
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はじめまして。イカルという者です。
15日に見てきたのですが、なんせ語る人間が身近にいないので
どうにも落ち着かなかったところでコチラを拝見しました。
僭越ながら自分の感想を少々。
見終わったあとは、なんと言うか、呆然としてしまいました。
変わりたくない。嫌われたくない。
そんな、誰もが持っている感情が、狂気…と言い切っていいのかどうかもわからないのですが…に繋がっていく怖さを見せ付けられたような気分でした。
岩松さんのセリフ回しが、難解ではありましたが“作った”ものっぽくなかったのもあって、
一歩間違えば、自分も巻き込まれそうになってしまう。
ナオヤと、ケンイチくんやケンイチくんのお母さんの関係については、
過去の関係についてはちょっと推し量りかねる部分が多くて、よく分かってません。
ただ、なにかしらトラウマを抱えているのではないか、とは思いました。
学校の先生の趣味で心理学やトラウマについての研究をやらされたことがあるのですが、
現在のナオヤの行動の節々が、大きなトラウマを負った人間のPTSD症状のように見えました。
突拍子もなく、ケンイチやケンイチのお母さんの話を始めたり、
ケンイチのお母さんの象徴の(と思われる)ゼラニウムを「知らない」と拒否したり、
自分で話しているくせに、異常に興奮してわめきだしたり。
「仲の良かった友達を殺してしまった」以上のことが、あったようのではないかと思います。
ラストは、あれも様々な解釈があるかと思いますが、私は
成長を止める、すなわち明日を拒否することに繋がるのかなぁ、と。
明日を拒否することで、ナオヤはケンイチくん一家を想い続けられる。
明日が来なければ、ナオヤとマリーは繋がっていられる。
そうやって明日を拒み続けることで、ナオヤは自分の好きだった時間に留まり続けようとしたんじゃないかなぁ、と思います。
「時間は証拠も残さずに流れて行く」というような主旨のセリフもあったことですし。
長々と語ってみましたが、演劇素人の私には、役者さんたちの放つパワーに圧倒されっぱなしの時間でした。
二宮くんのおかげで、貴重なモノ見れたなぁ、と思います。
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イカルさん、いらっしゃい 投稿者:もえぎ@電車 投稿日: 3月19日(金)22時05分52秒
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うわぁあ!イカルさん、いらっしゃいませ。そして、思いを書いてくださってありがとうございます。
蜷川さんが、パンフの香川さんとの対談で、「過ぎていく時間の物語」と言っているのを読んで、「成長を止める」の意味はイカルさんがおっしゃっているような事ではないかと、漠然と思いはじめていました。
ナオヤにしても、ケンイチくんを殺してしまっただけでない何かがあって、だから言動が変なんだとは思いましたが、イカルさんの文章ですごく納得しました。ああいうのを「トラウマ」と言うのだなぁと。
私は「本歌とり」になっているというか、ある作品を下敷きにした新たな作品と言うのがすごく好きで、そういう要素があると、逆にそこにこだわりすぎてしまうのですが、イカルさんの書き込みを読んで、やはり本質はそこにないなと改めて思いました。そして、具体的なエピソードはわりとどうでもいいような気がします。
過去に生きてケンイチくんやお母さんを思いつづけるナオヤの気持ちと、マリーとの幻想ではおわらない現実がある。この作品のすべてが、そこにのみ向かっているのか、他にもあるのか、今はちょっとわかりません。次回は、ここで書いたような事を考えながらみたいと思います。
それにしても、核心を自力でみつける前に教えてもらってしまったみたいで、ちょっと悔しいです(笑)。でも、イカルさん、本当にありがとう。あまりにカンゲキしたので、電車の中で書き込んでしまいました。
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掲示板というより 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月20日(土)01時04分18秒
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もはや、一人語りになってます。
しかも、一度、書いた書き込みを削除したりして。
下の書き込み、電車の中で勢いで書いたので、読み直すといいたいことがちゃんと伝わっているのか、
疑問に思うような文章でした。すみません。
ちょっと補足すると、「具体的なエピソードはわりとどうでもいいような気がします。」というのは、
舞台で展開するエピソードではなく、「謎」な部分についてです。
なぜ、ナオヤはケンイチくんを殺してしまったんだろうとか、ナオヤとケンイチくんとお母さんの関係とか。
いくら考えてもたぶん正解がないことだと思うし。
ナオヤが「成長を止めよう」と思うほどに、傷を追い、かつそれでもずっと思っていたい人たちがいた、ってことが重要なのかなと、思ったりして。
とはいえ、どうしても考えてしまうナオヤとケンイチくんとお母さん。
ナオヤはケンイチくんのお母さんをとても好きだった、あこがれていたのでしょう。
たぶん、ある日、ケンイチくんがいると思って、お母さんの部屋に入ったら、そこにはお母さんだけがいた。
その時、お母さんの状況が問題です。何気に、子どもを扱うようにナオヤの体にふれるようなことがあったかもしれない。それをケンイチくんが見てしまった。そもそも、ケンイチくんは、ナオヤの気持ちに気づいていた。ケンイチくんは、ナオヤに対してそれを責めた。ナオヤはケンイチくんに対する嫉妬もあり、ナイフで刺してしまった。ケンイチくんは落ちた。
これは普通の予想。
もう一つ考えたのが、ナオヤがケンイチくんがいると思って部屋に入ると、お母さんが客をとっていた。ちょっと違うけど「泥の河」。ケンイチくんはそれを知っていたが、ナオヤに知られたのはショックで、やっぱり「なんで入った?」という感じで責めた。元々、家族は崩壊しかけていた。
これはちょっと違うか?黒服の男のセリフにあった、客をとる女の家、ってところがひっかかって、そんな想像を。
謎解きはよくない、といいつつ、考えてしまいます。
もうひとつ。マリーのこと。
亜実さんが、キョンキョンの演技を「平面的」と書かれていたので、はっと思いました。
マリーのミステリアスなところがいいと思ったけど、実は、もっと違ったマリーもあったのではないかということです。
私がみた2回におけるキョンキョンのマリーは、あまりに何を考えているかわかりませんでした。
だから、ナオヤがほんとにマリーに惹かれたのかというのもちょっと疑問なくらいでした。
ラストの朗読や「成長のとめっこ」のシーンそのものは、うっとりするような感じなのですが、
そこにマリーが出てくるほど、ナオヤがマリーに惹かれているようには見えなかった。
ナオヤはマリーのどこに惹かれたのか、あんまりわからなかった。
よく考えると、ミステリアスさが魅力ってわけでもないはずだし。
マリーの内面がもっと出ていてもよかったのかもしれません。
私が感じられないだけかもしれませんが。
ただ、キョンキョンは、初日に比べると、先週は格段によくなっていたそうなので、
次にいくときは、また変わっているかもしれません。
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キョンキョン様 投稿者:ぽれ. 投稿日: 3月20日(土)17時26分8秒
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18日マチネの印象でのみなのですが、
私の初見(11日マチネ)のときより、確かによくなっていたと感じます。
語りや仕草に柔らかさが増したからなのかな、ってちょっと思いました。
シナリオ本をようやく読んだのですが、マリーは
「愛のために自己を犠牲にすること」を厭わない人だし、
「尽くした結果、相手に裏切られたり去られたりする」ことを繰り返して、
心に固い殻を纏ってしまったのではないか、という印象でした。
例えば、かつて恋人のために「立ちんぼ」してただとか、
ナオヤに向けた台詞「犠牲かぶれしないよう(自分が傷つかずにすむよう?)オクスリを塗る」
なんてあたりに、本質的には優しい女なんだなあ、というのを感じたのですが…
あと、誰かの影に怯えて、ナオヤにしなだれかかる仕草なんかも、
以前より気持ちが深く入ってる感じでした。
で、応じるナオヤの演技も、「背中を抱きしめようとしてためらう」指先の
感じなんかがよりリアルになってて、あのシーンはよかったなあ……
>イカルさん
はじめまして。私、PTSDの症状についてはあまり詳しくないのですが、
以前保育園に勤めていたときに何例か見た、
多動を伴うある種の発達障害の子どもに、ナオヤがちょっと重なって
見えた……っていう感じはしました。
あまり本筋には関わらなさそうなので、「そういう感じ〜」ってだけ
思ってたのですが、「トラウマ」という言葉は、けっこうしっくりきました。
ケンイチくんとケンイチママンがらみでも語りたいことはいろいろあるんですが、
大論文になりそうなので(笑)このへんで……
http://www.h4.dion.ne.jp/~porepore/top/index.htm
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論文も歓迎します・・・ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月21日(日)02時52分13秒
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ここに書き散らかしてから、ぽれ.さんのシブヤ日記のようを読んだのですが、
すごくいろいろ書かれていて、ナオヤ、ケンイチくん、お母さんのあたりは、
私も同じように思いました。
で、マリーなのですが、確かにマリーは「犠牲」とか言ってるんですが、
ようは、そういうマリーであることを、舞台のキョンキョンからは
私は感じられなかったということなんです。
戯曲を読んでも、すでにみたキョンキョンのイメージがあるので、
セリフの文字に書かれているとおりの人物として自分の中でうけとめられないんですよ。
それから、マリーとナオヤだけにみえる、庭の「おばあさん」がなんなのかってのが
すごい疑問だったのですが、今日の「なまあらし」の後説でニノが解説したんですってね。
そうだったのかあ、という感じですが、それはまったく想像できませんでした。
かといって、他に、考えようもないのですが・・・・
みずしらずのおばあさんが見えるはずないし。
おばあさんの解説をきいた松本さんは鳥肌がたったそうですが、相葉王子はぽかんとしていたそうで、
「おばあさん」が出てきたこともわかってないかもしれません。
松本さん、またみたいって言ってたそうなので、ぜひ、いってほしいです、私が行く日に。
寝ていたらしい相葉王子も。もちろん、私がいく日に。
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わかった!ような気がする・・・ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月22日(月)01時37分11秒
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やはり、ニノの解説はすごいです。
ところが、私は、昨日の段階では、ナオヤがどこからきたのか、というところを読み落としていて、
今日は、そこについては疑問なまま、みてしまいました。
家に帰ってから、もう一度、「なまあらし」のレポを読み、ナオヤが少年院から出てきたという解説には衝撃を受けました。
そうですよね。よく考えたら、ケンイチくんを刺しちゃったんですもん。
その後、どうしていたのかというのが問題だし、
ナオヤは、どうして、突然、ケンイチくんに2000円を返しにきたのか、
ってのも問題なわけですよね。
なぜ、ケンイチくんのうちに来たのかってのは、疑問だったのですが、
それ以上、考えてはいませんでした。
ケンイチくんが幽霊というかナオヤの幻想でだろうってことは想像できたし、
時間の概念について理解しにくいところも多かったから、
全体を観念的なものとしてとらえていて、前述の疑問については、
具体的に考えていなかったのでした。
でも、ナオヤが少年院から出てきて、ケンイチくんのうちにきたとなると、
それは、普通にリアリティのある物語になります。
「少年院」をキーワードに、私の中で、この作品に対する解釈がガラリと変わり、
その瞬間、ちょっとゾクゾクしました。
少年院にいたのなら、ナオヤの時間が止まっていてもおかしくないように思います。
たぶん、刺してしまったのは衝動的なことだったろうし、ましてや、落ちたのは事故で、
殺すつもりはなかっただろうから、少年院で「厚生」するという性質の問題ではなかったでしょう。
少年院の中にいるあいだに、ケンイチくんを結果的に殺してしまったことでナオヤが受けた傷は治らなかった。
だから、ケンイチくんの幽霊というか幻想をみるし、PTSD症状のような状況になる。
そして、マリー。
「おばあさん」が数十年後のマリーで、ずっとナオヤを見守っているということは、
ナオヤは、ずっと生きるってことをあらわしているように思います。
そして、フナキにわたす時計。
撃たれた後にもう一度、ナオヤの幻影のように出てくるマリーが最初の衣装を着ているというのは、
やはり私が気になったとおりで、それはナオヤの思い出がそれだけだからだそうですが、
とにかく、そこでマリーが出てきたことで、そこでマリーと話したことで、
ナオヤは現実に戻り、そこにはフナキがいる。すべてを知っているフナキが。
誰かの役に立ちたいと思っているフナキが。
そこで、ナオヤは、「捕らわれていた過去」の象徴である時計をフナキにわたす。
つまり、それにより、ナオヤは「明日」に進むことができる。
そんな物語なのかな、と思いました。
時計とそれをフナキにわたすことの意味は、しのさんによる解釈です。
しのさんからいただいたメールにそのことが書かれていて、
昨日のニノによる解説としのさんの解釈がリンクしたとき、
「すべてがつながった」ような気がして、鳥肌が立ちました。
ニノが、「なまあらし」の後説で「全てがつながった」とき、感動で泣きながら帰った、
と言っていたそうですが、そんな感じがします。
もっとも、私の解釈が合っているのかどうかは別問題ですが。
ここで、あえて書かなかったのは、マリーと「自己犠牲」という話。
マリーの「自己犠牲」によって、ナオヤは、「明日」に行くことができた、
と書くと、あまりに陳腐になってしまうような気がして・・・・・
でも、たぶん、そういうことのような気がします。
わかったような気がする、とここにいろいろ書いたのですが、
書いていて、ナオヤはマリーの何によって明日にいけたのか、とか、
やっぱりよくわからないなあと思いました。
マリーの自己犠牲が伝わってくるのは、私には対ナオヤのシーンではなく、
対アオヤギだったり、対アオヤギパパだったりします。
ナオヤとは、そういう話はするけどい、マリーが実際にナオヤの何かの犠牲には
なっていないように思えるから。
「犠牲かぶれ」や「明日はくる」という話をしただけで、ナオヤはマリーに救われたのでしょうか?
うーん。やっぱりわかんないじゃん。
そもそも、ラストをどう解釈するかで途中の解釈もかわりますしねえ・・・・
うーん・・・・
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初めて投稿いたします。 投稿者:きょん 投稿日: 3月22日(月)01時50分27秒
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はじめまして、きょんといいます。
いつも見させて頂いていますが、書き込むのは初めてです。
あまり上手く表現出来ないけど、皆さんと話してみたくて出てまいりました。
シブヤ〜は今まで3回観る事が出来ました。やっぱり観る度に感想が変ってきて、
自分でもどれが本当の自分の気持ちなのかが分からなくなったりします。
二宮君本人からのネタバレもあったようですが、意地を張るわけじゃなく
もう少し自分の中で考えてみたいと思うのですが。。。。(^^;)
私は初めて観た時、登場人物間の呼び名が気になりました。
ナオヤは最初マリーの事を【君】と、アオヤギさんは普通にマリーと呼び、
フナキさんは彼女といいますね。 彼女の発言で管理人のフクダさんにからかわれたりして^^
マリーの方は「あの子」と呼んでいたナオヤの事を、自己紹介もなかったのに
後半になっては「ナオヤの?」というのです。
って事はもしかして、マリーとナオヤは元々は知り合い??とも考えてみたり。
ナオヤがマリーの事をお前やあなたじゃなく【君】と言った事で、
昔は【君上】などと使われた、とても丁寧な言葉な訳だし、
もしかしたらナオヤも元々マリーと事を知っていたのかな?と思ってしまいました。
イルカさんのトラウマ説にはとても同感致しました。
ナオヤはやたらに見られる事と、触られる事を嫌ってるように思えるからです。
田宮さんの事で病院に行って看護婦に見られただけでも嫌がってるし。。。
そして、まだ分からないのが、最初お葬式にいく3人組みと後半雨宿りの3人組みは
やっぱり違う人としての設定なのでしょうか?
と、書き出したらあまりにも気になってしまいます。
明日、もう一回観にいけるのですが、もっとしっかり集中してきたいと思います。
長々とごめんなさい。
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きょんさん、いらっしゃい 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月22日(月)02時58分25秒
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そうなんですよね。ニノの解説は、ちょっと悔しい感があります。
もっと自分で考えて、到達したかった。
すみません、ここに書いちゃって。
さて、呼び方については、あまり考えていなかったのですが、
ナオヤが「みられること」と「ふれられること」を極端に嫌がるというのは、
私も感じていました。
ケンイチくんのお母さんに「ふれられた」のかなあと思ってはいるのですが、
じろじろ見られることを嫌うのはなんでかな。
ああ、まだまだ、謎が多い。
黒服の男たちは、最初からいっかんして、刺客として存在しているのだと思っていたのですが、
もしかすると、最初のはほんとにお通夜のお客で、
それをみて、次の日はマリーを狙っている人たちが、カムフラージュのお通夜をしたてて、刺客をウロウロさせていたのかも。
黒服は「ウェルテル」にも出てきますよね。
もう寝なくちゃいけないんですが、先週は興奮していて、あまりよく寝られませんでした。
私にしては、珍しいことなんですが。
でも、嵐ファンになってから、多いかもしれない・・・・
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勝手な意見ですが 投稿者:スゥ 投稿日: 3月22日(月)16時21分47秒
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こんにちは、シナリオ本を地元の書店に取り寄せに行くと、いろいろ調べた挙句、良く分からないと言われてしまいました。地方ってこれだから、とほほですね。
あれからも、いろいろと考えたりしているのですが…。
ケンイチくんの家庭が崩壊してしまった事。
ケンイチくんが亡くなった事を契機として、とありますが。
お父様の会社が左前になったり、と言う事もあるでしょうが、やはりそれだけではない、何かが家庭内にあったように思えます。
これは全くの勝手な意見なんですが…。
ケンイチ母は、ナオヤを慰み者にしたのではないか…と言う事。
何となくですけど、そんな感じがするのですが。
コンパクトって、何か女の性を象徴しているような気がするのです。
地方住みゆえ、ぷらっと当日券目当てに行く事もかなわないので、永遠にもんもんとするしかないんですけど、皆様の意見を聞かせていただいて、更にもんもんとしたいと思っています。(苦笑)
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はじめまして 投稿者:チカ 投稿日: 3月22日(月)16時30分45秒
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仕事中にフラフラしていてこちらに辿り着きました。
仕事場でうんうん感想を書くわけにもいかないので、また家に帰ってから
じっくり感想など書かせて頂きます。まずはお邪魔しますの足跡を…
ニノは「なまあらし」でネタバレしたのですか?うーん気になります。
皆様の感想がすごくて圧倒されてます。
「考えるお芝居」って久しぶりなので、私はパニック中です(^^ゞ
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とりいそぎ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月23日(火)02時04分18秒
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カンゲキ後、もとい、観劇後、嵐友といろいろ語り合ったので、
書きたいことは、やまほどあるのですが、とりあえず、
スゥさんのケンイチくんのママとのこと、全面的に同意見です。
今日、思ったのは、やっぱり、客をとっていたのは、ケンイチくんのママかなと。
だから、ケンイチくんは「幸せなはずないじゃないか」なのかなと。
チカさん、いらっしゃいませ。
ニノが、解説をしたのは、「なまあらし」の後説です。
さすがに、テレビで放送はしていません。
今日の「語らい」は、とっても有意義だったので、ほんとにそこで話したことを
書きたいのですが、もう、寝ないと・・・・
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迷宮のアンドr(以下略) 投稿者:ぽれ. 投稿日: 3月23日(火)08時08分8秒
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えっと、今自分とこのサイトのまとめにかかろうと思いつつ、
あちこちのネタバレ語りを覗いてるところなんですが……
ますます思考が混沌としてきてしまいましたぁ・゚・(つД`)・゚・
私は、自分のネタバレ日記では、「ナオヤストーカー説」
(ケンイチママンとは関係せず、ただ思いつめ付きまとっていた)を
唱えていたんですが、それは「ケンイチがナオヤと同等に、
母親を慕っていた場合」なのかなあと……
もし、「ケンイチが母親に嫌悪感を抱いていた場合」を考えると、
こちらでもえぎさんやスゥさんがおっしゃっているように、
ママンがナオヤと出来ていたとか、そういうことでも
おかしくないんだなあ、と気がつきました。
どっちみち、ケンイチがナオヤを疎んじる理由にはなるわけで……
うーんうーん。困ったなあ(どよーん)
このへん、他の方ともお話してたのですが、
「ケンイチが(たぶん)死ぬ間際まで、ナオヤに対し、
精神的には優位に立っていた」だろうというのは、
私としては重要なファクターだと思ったんだけどなあ……
あれこれ思いをめぐらせてはいるのですが、
本質に辿り着けているんだかいないんだかもわかんないや。
明後日はマイ楽です。
今度はナオヤの視点オンリーでがっつり見てくるつもりです。
http://www.h4.dion.ne.jp/~porepore/top/index.htm
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なんてったってアイドル! 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月24日(水)03時09分44秒
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♪アンドローラ ぎんがから〜 らびんゆー
ああ、ぽれ.さんの、とんちのきいたフリのおかげで、みてしまいました「シング、シング、シングルス!」DVD。
やっぱり、キョンキョンは、なんてたってアイドル!
今日も、マリーを突き飛ばした後の動揺するナオヤに涙した私ですが、
だからといって、艶姿ナミダ娘のはずもなく、
この作品がわかったような気がしたのもつかの間、
木枯らしに抱かれて帰路についた私も迷宮のアンドローラ。
でも、素敵なラブリーボーイは、今日もかわいかったですわ。
ああ、本当になにを書いているのだか・・・・
日記に書いた、利き手の話ですが、フナキはピストルは右手で持ってました。
その前、フナキがナオヤを抱きしめたとき、当然、あそこは、ナオヤの顔をお客にみせたいわけで、
ナオヤが前を向いた状態から、もみあって、ナオヤが下手側、フナキが上手側にいきます。
フナキは右手でピストルをもつから、左側に入っていて、抱きすくめられたナオヤは、
もみあっているうちに、そのピストルにふれるわけですが、この立ち位置だと、
お客にその様子が見えるんですよね。
もし、フナキが左利きなら、これは、立ち位置は逆にしないと、
ナオヤがピストルに気づくところはお客からみえない。
本筋とは関係ないのですが、舞台の「演出」ということについて、気づかされた一瞬でした。
毎回、気になるのは、「幸せになるって簡単なことね」と意味がまだわからないことと、
ラストに時計をはずしてフナキにわたそうとするときの、ひきつった笑顔。
マリーの言葉はやっぱりわかりません。
っていうか、私、頭が悪くて、マリーをとりまく、事件の事実関係がよくわからないんです。
そのせいで、マリーの行動の意味がわからないから、マリーの言葉もわからないように思います。
マリーは、ナオヤに最初にあってから、黒服の男たちが入ってくる直前に、急に出て行きますよね。あれは、何のために出て行ったのでしょう?事件が起こるのはその後ですよね。
マリーとタミヤは、ヤクザから逃れるために、マリーはマンションを出てケンイチくんの家に隠れている。タミヤはどこかにいるはず。フクダさんは知っているらしい。
パパは自分を追っているヤクザを呼び出し、そこで撃たれる。
で、マリーが「ヤクザに身を売ったとタミヤの側に情報を流した」ことの意味がわかりません。
タミヤが身を呈して守ったマリーのはずなのに、そのマリーが「ヤクザに身を売った」とタミヤの側に流すと、タミヤの男が立たないってことなんですかね。それでマリーを殺そうとするんですか?よくわかりません。
自ら情報を流したってことで、マリーは、自分から危険を招いているってことで、
それが何のためなのかわかりません。死ぬ気だった?
それから、アオヤギさんの妹・トシミが、17日からシブヤにいたのはなぜでしょう?アオヤギ・パパも一緒にいたんですかね。それって、あんまり意味はないのかなあ。
う〜〜〜。
ただ、今日、わからないなりに思ったのは、時計をはずしてわたそうとするのは、とにかく、過去をひきわたそうとしているということで、その時に、ひきつったような笑顔なのは、それはナオヤにとって、辛いことだからではないかと。明るく笑って、晴れ晴れと過去と決別するなんてことはできなくて、苦しみながら時計をはずしているということかな、と思いました。過去に閉じこもっていた人間が、そこから前に進むってことは、すごく苦しいってことではないかなあ。
そして、改めて思ったのは、ナオヤは嘘つきだけど、ニノはもっと嘘つきだって。
私が、少年院を思いつかなかったのは、ニノが言った「ただ、2000円を返しにいく話」って言葉を真に受けていたからだと、今日、気づきました。
ぽれ.さん、マリーとアオヤギのことは、ぽれ.さんが、掲示板でしのさんにレスしていたことは、私も思ったのですが、
アオヤギの父にあい、「犠牲にしたもの」をみたことで、
また、変わったのかな、とも考えました。
最終的には、すべての疑問をニノのラジオに送って、答えてもらいたいです。
正解はわからないけど、少なくとも、ニノはどう思っているのかを知りたいです。
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私が気がついたわけじゃ… 投稿者:もえぎ@電車 投稿日: 3月24日(水)17時49分3秒
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一言だけ。勝村さんが左利きってのは、前の日に飲んだときに教えてもらったんです。私が気付いたわけじゃないです。前からタバコを吸う手がぎこちないとは思っていたのですが、あんまり吸わない人なのかと。昨日観ていて、客席にみえないように左手で火をつけるときは慣れた感じでした。それだけです。
さて、昨日の書き込みにはキョンキョンのシングルは何曲入っていたでしょうか?なんてね。当たっても何も出ませんが。
このもやもやを誰か〜! 投稿者:しの 投稿日: 3月24日(水)09時29分58秒
人それぞれ色々な解釈があると言われても、やっぱりどういう解釈に立って演出し、演技していたのか、どうしても知りたいですよね。私もニノに、お願いしたい。ラジオで是非ともしゃべってくれ〜!
疑問ばかり書き込んでしまって申し訳ないのですが、「アオヤギ」という名前、
かなりこだわっているように思うのですが、山羊、羊、贖罪の捧げ物と考えるのは、
穿ちすぎなのかしら。
私にとっては、マリーは決して自己犠牲の人には見えないんです。自虐的ではあるけど。
間違った努力をしている、鏡に向かって嫌な顔をするとか、もえぎさんが書かれていた、自分を組のものに売って田宮から嫌われるようにすることにもあらわれているように思えて。
むしろ自己犠牲というならアオヤギの方が合っている気がするんです。
ケンイチの母とナオヤの関係ですが、肉体関係にあった気がしないのです。
多分私が物事をあまり深く考えられない、そのままに受け取ってしまう質だからかなあ。
勝村さんも左利きですか。いつもならではのもえぎさんの鋭い指摘にびっくりしてしまいます。
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通りすがりの者ですが。 投稿者:ちー 投稿日: 3月24日(水)23時10分16秒
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はじめまして、こんにちわ。
「シブヤから遠く離れて」で検索したらコチラに辿り着きました。
突然現れてごめんなさい…足りない頭をここ数日回しまくってるもので(苦笑)。
結局1度しか見れず、しかもあえて何の情報も入れないままに見てしまい
今はただただ悩む日々です。こんなことならもう1回予定入れておくんだったと。
シブヤを甘く見ていた自分に今更ですが後悔の日々です(苦笑)。
そんな余談はどうでもいいのですが。
皆さんの解説(と言っていいのかな?)を読ませて頂きました。
鋭い…見過ごしてしまっている部分が多々あるようでクヤしい…(笑)。
そうですね、私が感じたことを少し挙げさせて頂くとすれば。
2つの世界?に登場する人物がイヤにリンクしたんですよ。
例えばマリーとケンイチくんのお母さん、トシミとアキちゃん。
マリーとケンイチくんのお母さんはコンパクトでつながるし
トシミとアキちゃんは…後半、死んでしまったアオヤギを見てトシミの叫ぶ
「おにいちゃーん!」(字にすると臨場感ナイですね(爆)。
これは、まさしく倒れたケンイチの姿を見たアキちゃんの叫びだったのでしょう。
そう考えればケンイチが落ちた2階からアオヤギさんも落ちているワケだし。
もっとムリヤリに考えれば、ナオヤがケンイチに借りたのは2000円で
アオヤギがフクダに渡したタクシー代も2000円。
だからと言ってケンイチ=アオヤギか?と言えば疑問が残るのですが。
この流れで行けばナオヤ=フナキとなるのですが…ヴーン…悩んでます。
ただ、フナキはナオヤの色んなコトを妙に知っている人物だとは思うんです。
友達のために買ったぶどうだとわかっていたクセに、マリーに買ってきたのか?
と、どうしてフナキはナオヤに聞いたんだろう、と。
「忘れていると思った」。どうしてそう思ったの?…ワカラナイ。
ただ、ナオヤとケンイチの2階でのやりとりをフナキは聞いていたのだし。
これもよく考えると不思議だなと思うんです。
だってケンイチくんの姿がナオヤ以外に見えるって…???
じゃあフナキはナオヤの将来の姿?だから時計を渡した????
それもなんだか疑問が残る…と、ここ3日間ほどとっ散らかってます。
けど、この謎解きってきっと意味がないことなんだろうな
うっすらとそうも思ったりしますが、まだそれを実感できないので
こと1週間位はずっと悩み続けてしまうんだろうなぁ…(爆)。
お騒がせいたしました。
失礼します。
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チーさん、いらっしゃいませ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月25日(木)22時40分3秒
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チーさん、書き込んでくださってありがとうございます。
岩松了作、蜷川演出ということで、「シブヤ・・・・」は、絶対に疑問が多くて語りたくなるだろうと思い、
掲示板を作りました。
人によって、受け止め方はさまざまだし、「正解」というものは、ないのかもしれないのですが、
それでも、語り合うことで、少しでも疑問をときあかし、より理解できればと思っています。
実際は、他の人の意見をきくことで、ますます、迷宮に陥っているというところもあるのですが、
自分とは違う見方、違う意見を知るだけでも興味深いものがあります。
ナオヤの過去の人物と、今、廃屋にいる人物がリンクするというのは、意図的なものでしょうね。
問題は、それが意味するところはなんなのか、ってことなんですけど。
2000円には気づきませんでした。たしかにそうですね。
土地的に、タクシー代が1000円じゃだめだ、ってのはわかるんで、2000円は妥当だと思っていたので、
それ以上のことを考えませんでした。
実際のところ、今日はついに知恵熱が出てしまったワタクシです。
めったに脳みそを使わないもので。
今日の夜の部もおわりましたねえ。
どなたか、また、書き込んでくださるといいんだけど。
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まだシブヤから離れられません 投稿者:スゥ 投稿日: 3月26日(金)00時26分19秒
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ケンイチ妹(アキ)はナオヤに陵辱(未遂?)されたのかも。
それは、ナオヤがトシミに言うセリフ、
「知ってるよ女の子って優しくされるのが嫌なんだろう?」
というセリフに現れてるというのは深読みのしすぎかしらん。
でも、そうでもないと、トシミに対する態度が理解出来ない。
2000円は、多分口実だと思います。
ナオヤは理由をつけて、ケンイチ母に会いに来たのだと思い
ます。
虚言癖や夢想癖があるので、自分で都合良くそう思い込んで
いるのでは。
でも、観てて、フナキの存在が一番わかんなかった、何の為の
役なんだろう。
ナオヤはフナキの妄想により作り出された存在なのかも。
ケンイチとナオヤのシーンに、フナキだけがステージ上に存在
するという所から、そうなのかなと。
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考えすぎかも! 投稿者:きょん 投稿日: 3月27日(土)01時12分2秒
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この舞台、観るたびに違う事が気になり、ついあれこれと詮索してしまう自分がおかしかったり^^;
でも、もうここまで来たら、考えすぎるものあり!だと開き直り、楽しみたいと思います。
さて、2階から演出というものを意識しながら見ていると、中々面白い。
最後の方で、ナオヤとフナキが舞台に現れるシーンですが、
ナオヤが家裏を回って左の表に出るタイミングとフナキが通路を走って舞台に上がるタイミング。
これが実にぴったりなものでして、フナキさんは最初から走ってる訳ではなかったです。
客席から徐々に走り、ぴったりのタイミングで合わせて来たのでした。
あのシーンは二人がリンクするシーンで、やっぱり二人は同じ人だと私は思ってしまいました。
先日、ナオヤの嘘つき説について考えていたんですが、ナオヤ=フナキとなったら
フナキも嘘つきになる訳だし、そうすると、俺は人を殺してないというのは嘘となり、
ナオヤはケンイチを死に致し、フナキはタミヤさんを???と考えてしまいました。
そして、フナキさんとナオヤを演じる者が左利きなのに、演出によって右と左を
上手く使ってるというのも非常に面白い。
ナオヤは物を指す時にやっぱり左手が多い気がしますが、
その方が客席から見て分かりやすくなる時は右を使います。
ぶどうを食べる時は右でとって左手に移して食べるシーンは真正面に向かっているので、
どちでもいいのですが、きっと役者の左利きとしてのクセでしょうね。
2階でトシミを触ろうとする時は右手ですね。それは立つ位置によるものでしょうね。
右手の方が分かりやすい。トシミとの立つ位置が逆だったらきっと左だろうな。。。
そして、右の手を触られると嫌がるのは、ケンイチ君を刺したのが右手だからでしょうか??
で、私が観に行った木曜日の夜の部は、ウェルテルがとても元気良く鳴いてました。
お父さんとの話と時など、あんまりウェルテルが元気に鳴いてると意外に違和感があったり。
で、マリーはウェルテルに誰かを待って欲しいと言ってましたが、それはタミヤさん?
それともケンイチのお母さんとリンクした時として、やっぱりナオヤを??
私も未だにウェルテルを放して、幸せになるのって〜という意味が分からないのです。
この舞台が終るまで、分かるのでしょうか??^^
あっ、トシミはやっぱり受験なのかも(笑)東京の大学に行きたいと言ってましたし。
そして、キョンキョンのシングル曲は7曲???
何にも出なくてついクイズに答えてしまう。。。。^^; では、
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いろいろ考えてみましたが・・・・ 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月28日(日)01時24分22秒
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今日時点での、ラストに関する私の意見を日記にアップしました。
さて、細かいことですが、まず、ほんとに細かいけど、トシミがなぜ前の日からいたのか?
これは、よく考えてみたら、そもそも、アオヤギ父についても、怪我を聞いてから上京したのではなく、
最初から、息子とマリーを別れさせるために来ていたんじゃないかと思います。
そこでたまたま、息子がケガをしたってことじゃないかなあ。
アオヤギが怪我をした時間とか、トシミが来た時間とかを考えるとそうかなと。
ナオヤは嘘つきですが、やはり、全てが嘘というわけではないのではないかと思います。
2000円を借りたというのは嘘だと思いますが。
CD買うのに2000円ってちょっと変ですよね。
使い込んじゃった金額が2000円なんだろうけど、普通、CD買うなら3000円だと思うのですが、
そこが2000円というのは、タクシー代とリンクしてますよね。
この場合、タクシー代は理にかなってるんで。
それで、物語全体の捉え方なのですが、いろいろ考えたのですが、私の頭では
あまりバリエーションを考えられないんです。
日記に書いたように、観念的なものの考え方ができないので。
だから、ケンイチくん以外は、ナオヤの存在とは無関係に実在し、ナオヤがあの場にいかなくても、
彼らの事件は進行するものと考えています。
唯一、ラストシーンのマリーは、ケンイチくん同様、ナオヤの幻想というか、想像の世界ですが。
だから、意味としてマリーとケンイチくんのお母さんがリンクしていて、
ラストのシーンでは、お母さんとマリーがごっちゃになっていると思うけど、
物語として、それ以上のものは考えられません。
ナオヤがケンイチくんを「くん」づけで呼ぶのは、明らかに「センター街のどんづまりのダチ公」とは違うわけで、それは、私は単にケンイチくんはおぼっちゃまということでの憧れがあったのかなあ、と思っていました。渋谷で生まれ育った子にしてみれば、センター街ったって、なにも特別な場所ではないような気がするので。一方、ケンイチくんの家は渋谷からちょっと離れた高級住宅街。そういう単純なあこがれじゃ説明にならないのかなあ。
それから、ナオヤとケンイチくんとお母さんですが、
ナオヤがお母さんを好きだったのは誰もがそう思うでしょうが、さらに、これも多くの人が言っていますが、
ケンイチくんもお母さんに母親以上の気持ちを持っていたと私も思います。
ナオヤが「嘘じゃないよ。あのとき、ケンイチくんがいると思ったんだ」というとき、
ここにはケンイチくんではなく、お母さんがやっぱり客をとっていたのかもしれないし、
ナオヤがなにかされたのかもしれないし、何があったのかわからないけど、
それは、ケンイチくんの逆鱗に触れることだった。
だから、ケンイチくんは怒って、先にナイフでナオヤを刺そうとしたが、
もみ合っているうちに、ナオヤがケンイチくんを刺してしまい、さらに、ケンイチくんは落ちた。
そのケンイチくんが落ちた後のことと、突き飛ばしたマリーが動かなかったことが
ダブってナオヤは必要以上に動揺したし、
ケンイチくんが落ちた後、ナオヤはその場から逃げたかして、
ケンイチくんが運ばれた東邦医大に自分だけで様子を聞きにいったときの事と、
田宮の容態を聞きにいった状況はダブっているのでしょう。
ナオヤが少年院に入るにあたっては、裁判のようなものがあり、
そのとき「証言してくれればよかったのに」という
マリーに対するナオヤのセリフがあるのかなあと思います。
「幸せになるって簡単なことね」については、やっぱりまだわからないなあ。
マリーがアオヤギの愛を受けれたこと、と考えるのが簡単なのですが、
ナオヤの幻想の中のマリーがそれを言うのはどうもなあ。
今日も話していたのですが、つまるところ、マリーから伝わるものがないから、いろんなことがわからないんじゃないかと。
伝わらないのは、キョンキョンの技術的な問題だけでなく、もしかしたら、キョンキョンがわかってないんじゃないか、
という話にまでなってしまいました。
それでも、岩松了がキョンキョンをマリーにしたのは、私の考えでは、キョンキョンはある意味時間をとめてキョンキョンであり続けているともいえるし、
一方では、時間をうけれいれて、素敵に年令を重ねているともいえるかもしれないし、
とにかく、時間というものを考えたときに、特別な存在だなあと思います。
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もう終わってしまう 投稿者:しの 投稿日: 3月28日(日)13時16分50秒
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最後に観てから1週間以上経ちましたが、事ある毎に思いはシブヤ〜に向かいます。
本当に幸せな3週間だったなあ。
掲示板巡りをし色々な解釈を読みましたし、友だちとも話し合いましたが、
もえぎさんが前に書いてくださったような結末は、私の中では揺るぎません。
時計=ケンイチ君の言う「のどにささった骨」なのだ、と。
昨日ふと思いついたのは、ぶどうは「怒りの葡萄」から来ていないかということです。
聖書的な面から、この芝居の中でのぶどうの意味を考えてきましたが、
どうしてもしっくり来ませんでした。で、頭に浮かんだのが「怒りの葡萄」。
スタインベックですから勿論聖書的な意味を含んでいますが、脚本としては直接的には聖書というより、この小説の中のぶどうの方がぴったり来るような気がしました。
岩松了がどういう思いで書いたかは分かりませんが、私の中でこの2つが結びついたとき、
自己満足かもしれませんが、ああ、そうだ、と納得できました。
マリーの最後の言葉、一番ひっかかります。あれは「こうやって自分だけの世界に閉じこもっていれば幸せ」という意味にとるのか、もしかしてナオヤの心のマリーとは違うマリーがあらわれてきていないか。明日が私の楽です。そこだけはっきり納得できたら、なお嬉しいんだけれど。
こんなに素晴らしい舞台を作り出してくれた方々には、感謝しかありません。
そしてこの掲示板も作って下さってありがとう。
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2度目まして。 投稿者:ちー 投稿日: 3月29日(月)01時02分43秒
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本当に、考えれば考える程さまざまな解釈が出てくるし
しかもそれがたとえ正反対の考えであってもしっかり理にかなってしまうのが
この舞台の本当にコワい所だとつくづく思ってしまうワケで…もうイヤです(苦笑)。
最近の私たちの議論は「なぜフナキは拳銃を持っていたのか?」
やはり彼は誰かを撃っているのか?でもナオヤには「殺してない」と言ってるし。
そしたら友達が「実は刑事だったんじゃない?」だって。
それはないだろ〜と思っても、考えれば結局つじつまが合ってしまったり。
少年院上がりではなくなるけど、逃げ続けているナオヤを追っていた
と考えればとりあえず説明できなくもなかったり(苦笑)。ホント、困ったモンです。
でも、初登場シーンですでにフナキはナオヤの存在を知っているし
(だっていきなりフクダさんに「あのガキは?」って。何で知ってるの?)
ナオヤに「俺のことどう思ってるんだ?」と聞いてみたり。
わりと冷静な男を通してるフナキが、ナオヤと2人だけのシーンでは
ちょっとキレ気味ですよね?私はそのキレ方がナオヤに近かったと思うのですが。
あ〜でもあの拳銃の意味は何だったんだろう???
最後、どうしてあんなに必死にマリーを探していたんだろう??
マリーはフナキがぶどう食べたこと「そこにあったら何でも食べるワケ?」
とか言ってるけど、自分だってそこにあったコンパクト使ってるやんか〜と、思った(笑)。
それより、いつになったら私はシブヤから遠く離れられるんだろう…
とりあえず山手線に乗ってウチ帰ろうとするんだけど終点がないんだな、山手線(苦笑)。
んで気がついたらまたシブヤで降りてさまよってるような、そんな日々です。
ホントは私、東北新幹線に乗らないとウチ帰れないので
早く東京駅で山手線降りなきゃいけないのに…はぁ…今日もシブヤだ…(爆)。
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拳銃の意味 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月29日(月)02時43分55秒
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ほんとに「シブヤから遠く離れ」られない日々が続いていますよね。
私は、山手線に乗らずに家に帰れるからまだいいのか?
井の頭線で吉祥寺とシブヤを往復してる感もあるけど。
さて、拳銃ですが、あれは、マリーを守るために黒服の男たちを殺すためじゃないかと私は思っているのですが、単純すぎるでしょうか?
フナキは、基本的に冷静ですが、マリーの事に関してはムキになるわけで、
それは、フクダさんの言うとおり、フナキもマリーを好きなんでしょう。
そして、マリーの命が狙われているとき、マリーはアオヤギはともかく、フナキのことは
カケラも頭にないわけだし、それがフナキは寂しいし、人の役に立ちたいフナキは、
「顔がわかっている」黒服の男たちを探しにいって、殺すつもりだったんじゃないかと。
マリーを探していたのも、マリーを好きだから、無事を確認したかったってことだと思うのですが。
でも、今、疑問に思ったのは、なんで、顔がわかってるんだろう・・・・お通夜の客が怪しいと思ってる?
初登場のシーンで、フナキがナオヤのことを知っているのは、
その前の暗転からフナキの登場までに時間が少したっているので、
その間に会っているということでしょう。
2000円をもらったフクダさんが出て行って、それからアオヤギが出て行って、
ナオヤがブドウを買って帰ってきて、マリーが鳥かごをナオヤにあずけて飛び出し、
黒服の男たちが入って出て、フクダさんがきて、ナオヤに事件のことを告げて暗転。
事件がおきた時刻は、朝刊に間に合わないとなると、おそらく深夜12時から1時。
次にフナキが登場したときには、すでに朝刊があるので、それはおそらく4時以降。
マリーは戻ってきているし、事件を知ったアオヤギとフナキがかけつけて、
アオヤギとマリーは、マリーの部屋で話している。
「近くを歩いてくる」といいつつ、実は病院にいったナオヤが出て行く前に、
一同は顔をあわせている、ということだと思います。
ここは、リアルにつじつまがあっていると思うのですが。
ちなみち、「ナオヤ」の名前を名乗るシーンがないのに、マリーが「ナオヤ」と言うのですが、
それも、フナキも聞いたようなので、事件直後、深夜0時から4時くらいの間に、一同に会ったときに名のったのでしょう。
「幸せになるって簡単なことね」ですが、
やはり、アオヤギを受け入れたってことかなあと、今日みていて思いました。
最初は、アオヤギを受け入れるべき相手ではないと思っていたのが、
(なにせ、普通の夫婦を夢見てしまうアオヤギだなので)
その思いが、アオヤギの家族や家族の財産を犠牲にまでしたものであることを知り、
「嫌われる運命にある」自分でもいいんじゃないか、アオヤギの愛情を受け入れてもいいんじゃないかと思った、
ってのは単純すぎるかなあ。
あの幻想のマリーは、ナオヤの幻想だから、ナオヤの都合のいいことを言うという考えもありますが、
ケンイチくんが、あえて、ナオヤに辛い言葉をあびせるように、
マリーだって、しのさんが書かれているとおり、ナオヤの思いとは違うマリーが出てきているかもしれない。
そうなんです、ケンイチくんは、ナオヤから独立した幽霊というわけではなく、
あれもナオヤの内なる声みたいなものだと思うんです。
ナオヤの内なる声は、あえてナオヤを追い詰めることをケンイチくんに言わせている。
そんなこと、思い出さずに、楽しいことだけ思い出せば楽なのに、そうはなっていない。
ナオヤは、最初から、自分と戦うために廃墟になったケンイチくんのうちにいったのかなあ。もちろん、そうは意識していなかっただろうけど。
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フナキについて 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月29日(月)03時00分14秒
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日記にも書いたとおり、今日はフナキに注目してみていまして、
私は単純に、フナキはちょっと俯瞰でものをみていて、さらに勘が鋭いのだと思いました。
最初にナオヤがブドウと2000円の説明をするとき、「その友達は?」と聞いても、ナオヤは答えられず、
話が突然、病院のことになったりして、
その状況から、フナキは、後半に出てくる「精算できない関係」をすでに推察している感じです。
そんなナオヤに興味をもった、というのがとっかかりではないのかなあ。
だって、ナオヤ、変だもん。
そして、ケンイチくんとナオヤが2階で話していて、下にフナキがいるとき、
たしかにナオヤのセリフからだけでは、ナオヤがケンイチくんを死なせてしまったことは
わからないのですが、
フナキは勘がいいから、前半のナオヤとの会話で、ナオヤが友だちのことを答えられないこともあわせて、
ナオヤが人を殺した、と推測したんじゃないかなあ。
あと、実在しないケンイチくんがゼラニウムを落とすことはできないので、
それはナオヤがケンイチくん役をやって落としたんじゃないかと思うのですが、どうなんだろう。
そうなると、ケンイチくんの言葉もナオヤはしゃべっていたのかもしれない。
観客にみえてるものと違うことが進んでいく、ってのもちょっと変ですが・・・
ああ、もう寝ないと。
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時刻について 投稿者:もえぎ 投稿日: 3月29日(月)15時26分21秒
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これから出張て、移動中です。
昨日、書き込んだ時間経過ですが、ちょっと違うかもというところに気付いたので訂正です。
円山町での発砲事件ですが、直前というか、同じくらいの時刻にお通夜に行く黒服が入り込んでくるわけだから、深夜って事はないですねぇ。黒服が、本当にお通夜に行くわけじゃないにしても、深夜はいくらなんでも不自然。遅れて行くにしても、許されるのは8時くらいまででしょうか。
大事件ならともかく、渋谷での発砲事件くらいだと、警察がきて、それからマスコミがきてって感じで、その時間でも朝刊には間に合わなかったりするかも。
なんて、ちょっと無理があるかなぁ。私が理解していない時間経過があるでしょうか。それとも、そもそも、理路整然とは説明できない時間のねじれがあると言うことでしょうか?
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簡単な感想をと・・・ 投稿者:ロン 投稿日: 3月31日(水)02時20分49秒
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もえぎさんが日記に書いてらしたので、書かせて頂きますね。
(あまりに解釈が白熱していて書きづらかったのです。)
とにもかくにも、役になりきっていたとかいうレベルではなく、細胞のひとつひとつまでナオヤとしてのみ存在していた、二宮さんに脱帽でした。
もともと繊細な演技を特徴とする彼ですから、舞台ではどうかなって危惧もあったのですが、それは全くの杞憂でした。
時間や空間を超越したかのような存在感は彼にしか表現できないもので、同じ舞台上に立ちながらも、他の出演者の方とは全く違った世界に浮遊しているような空気感がナオヤの存在を際だたせていたと私は思います。
20日と、21日のお昼の二回観たのですが、20日は、ナオヤの出位置近くで観たため、細かい表情や、動きなども、きちんと観ることが出来、彼の心の動きが手に取るように伝わって来て、ナオヤの感情に取り込まれてしまいました。
21日は、それより少し離れた所から観たため、少しは冷静に観ることが出来ましたが、それでも十分にナオヤの心情は伝わってきたし、表情が多少見えづらい後方にも、きちんと伝わる演技でもあるのだと確認することが出来ました。
脚本については、色々な解釈もあるし、自分なりの結論も出ましたが、敢えて人に披露するものでもないかなぁと。
いつか、誰かと、直接、語り合える場と時間があればいいなと思ったりしています。
とにかく、今も、ナオヤが心の奥に棲みついていて、ひりついた、ざらついた感じが、どうしても拭えません。
そして、そんな風にナオヤは、心をざわめかせる存在なのに、何故かどこか幸福感に満ちたものも感じさせて、悲しいだけの存在ではないというのが不思議な感覚です。
二宮さんが「低温やけど」とキーワードを与えてくれたので、自分なりにその症状を舞台後の自分になぞらえて考えて日記をかき、その作業をしたことで、やっと整理がついたような気がしています。
整理はついたけど、疵痕は残ったままなんです。だから、きっとナオヤをずっと抱えていかなきゃいけないのかなって思ったりしています。
ここまでの舞台を観たのは初めてです。知恵熱が出そうでした。
でも、この舞台を二宮さんが二十歳で演じることが出来たということ、そして、その場に観客として立ち会えたと言うこと、本当に幸せな事だと思っています。
これからの二宮さんが、舞台人として演劇人として、どこまでの成長を見せてくれるのか見届けたいと思っています。
最後に、行くのを諦めていた私を行く気にさせてくれた、もえぎさんの日記、そしてこちらの掲示板に書き込みされた方々に深く感謝しています。
本当に有り難うございました。
(長々と支離滅裂な文章で、失礼致しました。)
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/25146/diary.html
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どういたしまして 投稿者:もえぎ 投稿日: 4月 1日(木)03時37分3秒
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ロンさん、感想を書いてくださってありがとうございます。
私の日記がロンさんが、ニノの舞台をご覧になったキッカケになったというのなら、それはとても嬉しいことです。
キャパは限られているので、全体でみられる人数は変わりはないのですが、
少しでも縁のある方が観られれば何よりです。
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千秋楽のレポ 投稿者:もえぎ 投稿日: 4月 1日(木)23時31分17秒
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管理人があまりに解釈に終始したせいか、
お気軽に書き込みいただけないような雰囲気になってしまったと反省しております。
「嵐」掲示版にびわさんが千秋楽のことを知りたいと書かれていましたので、
レポが上がっていたサイトを紹介させていただきます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ニノを応援するサイト「なりなり応援し隊」の「BBS」の「おしゃべり掲示版」に
千秋楽のすばらしい報告があがっていました。
リンクフリーでしたので、紹介させていただきます。
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遅くなりました。 投稿者:きょん 投稿日: 4月 3日(土)01時20分34秒
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今更ですが、千秋楽の事、書かせて頂きます。
他のレポとかぶってたり、誠に勝手な感想になるかと思いますが^^;
この『シブヤ〜』は連日、芸能人などの関係者も沢山来て頂いてましたが、
まさか千秋楽までそうだとは、恐れ入りました。
一般の方は勿論の事、沢山の関係者にも見てもらえるのはありがたい事だと思います。
立見は勿論、座布団席までコクーンそのものが人、人、人でびっちりでした。
始まる前はいつもと違って何かとざわめいていたし、開演の時間も少し押していた気がします。
本編では、珍しくナオヤとフクダさんがセリフを噛んだり、
アオヤギさんは顎の使い方で「あぁ〜ん」というアドリブを入れてきたし、
フナキさんとお父さんは相変わらず安定していたし、
ケンイチ君はいつもより迫力が増していたし、トシミの感情の表現がはっきりしていたし、
マリーは何故かいつもより優しく見えました。
そして客席も息をのんでいたり、一緒に笑っていたりと
私の勝手な思い込みかもしれませんが、いつもに増して集中してると思いました。
で、最後のウェルテルが舞台の右上へと高く高く飛んでいき、
自然とナオヤとマリーは遠い目で上を見上げていて、とても綺麗にまとまった気がしました。
幕がすべて終わり、暗転となった瞬間から客席から拍手が出てました。
そして明りがついた時、誰からと言わず皆が立ち上がりはじめました。
自分も舞い上がっていたのか、カーテンコールが何回あったのかは定かではないですが、
最初役者さんの皆が揃った時、既に勝地君は顔を真っ赤にして泣いてました。
2回目のカーテンコールの帰りには勝村さんに肩を抱いてもらって泣き、
それを見て、私ももらい泣き!!あっ、一青窈さんもこの日いましたね(^^;)
その後は主役の二人が真中に立ち、何人かずつに分けて紹介をするかのように挨拶。
勝地君と蒼井さんが一緒で、蒼井さんもウルウルとしていました。
それに比べて、主役の二宮君と小泉さんは満面の笑顔!とても輝いていました。
で、蜷川さんは二宮君に岩松さんは小泉さんに手をひかれ舞台に登場!
中々照れていながらも笑顔のお2人も素敵でした。
そして、皆で手を繋いで挨拶をするのですが、二宮君はそれに気づかず
一歩後ろに下がっていたのですが、蜷川さんに呼び戻されてました。
あ、どこかで二宮君は生の声で【ありがとうございました】と挨拶し、
更に歓声と共に拍手が増していったと思います。
そして、最後に役者さんのみでもう一回挨拶!
その時、二宮君は勝村さんに『さ、帰りましょう!!』といいながら笑顔で帰っていきました。
いつも幕が上がっているときはナオヤとしか見えない二宮君ですが、
最後の最後に二宮君として素晴らしい笑顔を見せてもらって、
何だかこちまで嬉しくなりました。小泉さんも素敵でした。
3月はこの舞台のお陰で普段使わない脳みそのリハビリが出来たと思います。
見る度にころころと解釈が変り、その度に戸惑ったりしながらも
とっても楽しみに出来たと思います。
また、いつの日がこのような舞台が公演されるんなら、また観に行くだろうな。。。。
役者さんの皆様、一ヶ月間お疲れさまでした。ありがとうございました。
もえぎさん、このような場を設けて下さってありがとうございました。
もえぎさんはじめ、観劇にいかれた皆様、お疲れさまでした。
長々と失礼致しました。 では!
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きょんさん、ありがとう!! 投稿者:もえぎ 投稿日: 4月 3日(土)02時23分1秒
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千秋楽のレポ、ありがとう!!!
すごく臨場感があって、雰囲気がよくわかりました。
今回、こういうサイトをやっていたおかげで、
この舞台をより深く楽しんだり、感じたりできたと思います。
みなさま、いろいろ書き込んでくださって、ありがとうございました。
あと1週間ほどはこのままで、
その後は、書き込めないけど読むことはできる、
というログとして残そうと思っています。
言っておきたいことがあったら、ぜひ、書いてくださいね。
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きょんさん、ありがとうございます。 投稿者:びわ 投稿日: 4月 4日(日)23時33分21秒
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はじめまして、きょんさん。
素敵なレポ、ありがとうございます!とてもいい形で千秋楽を迎えられたのですね。
一青窈さん、わざわざ千秋楽にいらっしゃるなんて、ファンなのでしょうか。
もえぎさんもおっしゃってましたが、臨場感にあふれていて、その場にいたかのような気持ちになりました。ウェルテル君が飛んで行った光景がとりわけ。さぞかし美しかったことでしょうね。
本当に、ありがとうございます。
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