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2003年のコンサートツアーで行われている「スマシプ復活!」にあわせ、運良く、当時、スマシプをみられた数少ない人間の一人として、終わってから友人にあてて書いたメールがみつかったので、レポとしてアップします。基本的に、ビデオが出る予定でしたので、内容にはふれず、ビデオには入らないだろう、わからないだろうと思われたことを報告したメールです。ビデオが幻となってしまった今、内容については、ほんの少し、補足をしてあります。強烈だったので、いくつかのシーンは鮮やかに思い出せます。長いコントが3つで、全部で3時間半もあったものなので、コンサートの「スマシプ」とは全然違いますが、これがあっての「スマシプ復活」なので、参考までにと思って、アップすることにしました。
チケット発売日に会社を休み、チケットぴあに電話をかけていて、奇跡的に電話がつながってとれたチケットで、前から6列目の一番下手よりの席でした。コンサートでは考えられない近さでした。
以下、当時書いたメールに若干の補足をしたものです。(補足部分は赤字です。)
チケットがとれた段階で、一生分の運を使ったな、と思いましたが、実際に見て、本当に運を使い果たした気がしました。400人×7回の公演を見られた2800人は本当に幸運です。さらに、木村君、吾郎ちゃんと同じ回だった人はこの先、運に恵まれることはないかもしれない。私も、この先、バッドニュースがあってもしかたがないと思いました。
まず、いきなり、カメラチェックがあって、ちょっとびっくり。サザンシアターでそんな目にあうなんて予想もしてなかった。
ロビーには、発表したときのスポーツ新聞の拡大記事と、客席に配られていたチラシと同じポスターが貼ってありました。そして、このライブの内容を他の人には話さないようにという注意書きが貼ってありました。
客層は吾郎ちゃんの舞台よりもほんの少し若い気がしました。男性は数えたところ20人前後とみたので、5%というところでしょうか。男性は、いかにも業界って人がほとんどで、一般のお客で男性はほんとに少なかったです。
全体として、基本的に構成がよくできていました。
開演前は、SMAPの曲が流れています。この段階で、すでに気分が盛り上がってきます。この時点では音量は小さめです。
そして、「どんないいこと」が大音量でながれて、アナウンスによる注意事項。
「このライブを100%楽しんでいただくため、 みなさまにあらかじめおことわりしておきます。
まず、木村拓哉さんは、 でません。
香港で映画撮影のスケジュールがはいっているため出演できません。
また、稲垣吾郎さんも、 出ません。
スケジュールは空いていましたが、髪型が決まらないため、出られません」携帯電話の電源を切って下さい、とでも言われるのかと思ったら、これですからねえ。この段階で「つかみはOK!」って感じですよね。
いよいよはじまりはじまりで、また、曲がかかって幕があがります。
全体として、SMAPファンじゃなくても十分笑える部分とファンサービスの部分の両方をそれはそれは上手に構成してありました。
3つのコントがあり、コントとコントの間の場面転換の間は、その都度、「KANSHAして」「がんばりましょう」「オリジナルスマイル」などが、ほぼフルコーラスかかりました。メンバーを目の前に見て、曲が流れると、あたかもコンサートであるかのような錯覚を覚えました。
この転換にかかった時間が全部で20分以上あるから、その部分はビデオ化の時にカットできるけど、あとはどうするんだろう・・・・・
回り舞台の機構をつかっても転換に時間がかかるくらい、大がかりなセットなんですよ。だいたい、あの3人がそろったらギャラだけでも相当額だし、セットとかにもお金かかってるし、ビデオを出さないと、制作費の元がとれないんだと思いました。6000円×2800人=1680万円なんて、セット代にもならないんじゃないかな・・・
一つ目のコントは3人で、二つ目は剛&慎吾、三つ目は中居&慎吾によるコントでした。オープニングは3人で「幡ヶ谷」ということで再現された中居君の部屋という設定。そこで「コントライブをやろう」という話になり、最初のコントに入ります。コントとコントの間はこの部屋に戻ってきます。
1つ目は「死刑」がテーマ。3人が死刑執行人の役で、誰が執行ボタンを押すのか、というコントです。二つ目は、懸賞生活をしているなすび(慎吾)と世話をしているAD(剛)。このADが変な人なのですが、とにかく、剛の芝居が秀逸。そして、慎吾は本当に全裸だったらしく、座布団で前を隠すだけ。3つ目は、働き過ぎのサラリーマン(中居)とビルに入り込んだ乞食(慎吾)。
死刑、全裸、乞食という、「アイドルが言ってはいけない、やってはいけないこと」がテーマでした。
そして、最後、カーテンコールに応えて中居君が一人で登場、「ス」の「青いイナズマ」で来ている白いスーツ。アナウンス「ただ今より、中居正広リサイタルをはじめます」で「青いイナズマ」だったかの前奏がかかり、中居君が歌おうとすると音楽は終わり、中居君は歌えずに退場、さらなるカーテンコールに応えて、「ただ今より、中居正広オンステージをはじめます」というちょっと違うアナウンスがあり、中居くん、登場。別の曲が流れ、また歌おうとすると音楽が終わる、というのを4回くらいやったかな。
最後の最後は3人とも再登場して、本当に幕が下りました。(赤字:2003.7.20 補足部分)
コントを書いている人が、ハリーくらいの歳なのか、ネタによっては、他のお客さんよりも、ハリーのほうが笑っていました。
みんなピンマイクつけてるんですけど、だんだん、生の声の方がきこえていました。中居君がつぶやくようにしゃべるときなんかはマイクからでしたけど。
至近距離で見た各自の印象。
中居くん、かわいい★色がくろ〜い!!足がほそーい!!慎吾、かっこいい☆身長は180くらいとみました。リバウンドはしてないです。ほおがすっきりしていました。
つよぽん、やっぱ、芝居うまいっ★
ダントツです。それだけコントもおもしろいです。でも、ときどきテレて恥ずかしそうな顔をするのが、またおもしろかったです。
完成度が高いので、これなら芝居にしてしまってもいいんじゃないか、と思ったりしました。
でも、アドリブもけっこうあったみたいで、ときどき笑ってしまったり、地が出てしまうことがあって、それって、芝居ではゆるされないわけだから、コントライブとしているのが正解なんだな、と思いました。でも、たまに出てしまう地がまたおかしいんですよ。でも、全体として、ひとつの芝居になっていたとも言えると思います。(だから、カットしようがないのよねえ・・・・・)
3時間半(休憩なし)、本当に熱演でした!!しかも、1日、2回!!。すごいっす。幕がおりてからのアナウンスは
「ここでの出来事を絶対に人にいわないでください」
でした。そういう意味では、私はネットの掲示板に「ネタばれOK」のものがあるのはよくないように思うんですけどねえ・・・・(私もこうやって少しばらしてますけど)
発表は10日前だったけど、実は、前から準備していたんでしょうね。でも、コント自身の練習は、ドラマが終わってからでしょう。それであそこまでできるのがSMAPの集中力のすごさなんだろうなあ。
本当に、おそるべしスマシプ! でした!
そして、おそるべしスマップ!